フランチャイズオーガナイザーのブログ

フリグマ代表取締役/FCオーガナイザー&コアフランチャイジーの養成講習主宰/FC本部中枢歴10年/自ら立ち上げたFC→加盟募集開始→健全に3年100店舗実現/ビジネスチャンス連載/日経FCショー・FRAX TOKYOなどFC主要イベント登壇/2024年APAC・FCコンサルTOP10選出

目指す方向に導くことが指導

現在もまだまだ発展途上ですが、勉強中であり、この能力を更に尖らせたい分野の一つがマネジメントです。
個人としては、率いたチーム(組織)の数、マネジメントや育成対象としての(部下という表現は好きではないのでメンバーと表現します)メンバーの数、
これはまだ30代にしてはなかなかの経験値を持たせてもらってきました。
当然相応のプレッシャーは付き物だったものの、多数の経験をいただいたことは、これまでの各組織に感謝しかなく、その経験値は紛れもなく自分の財産です。
そしてこの経験値を積む中で、これまで属した会社内同組織内には当然に学びの対象としてのリーダーもいましたが、反面教師の対象としてのリーダーも多数いました。
反面教師の対象として最も自分が疑問に思った事例としては、
「あいつに思いっきりガツンと言ってやったぜ~」とか、
「周りが誰も言わないから、俺が言ってやったぜ~」などのシリーズ。
どういうことかと言うと、
一見勇気あるな凄いなと表面的な側面だけ見たらプラスに見えがちですが、
その言った相手に一切響いていなかったら何も価値がないのにな~と感じていました。

つまりこういうリーダーの方々は、
何かを相手に物申すことがゴールになってしまっているんですね。
どんな組織のリーダーでも、もしメンバーが誤った方向に進んでいたら、
何かを物申すことがゴールではなく、
す方向にくことが指導であり、それをゴールと捉える必要があります。
思いっきりガツンと言うことが、その対象の相手にとっては心を閉ざすアプローチであった場合には逆効果ですし、
それでは導きたい方向に本質的に導けないと思います。
もしボスがメンバーに対して何かメッセージを放った後に、
その後、対象メンバーの行動に変化が無かった場合は、
それはそのリーダーの伝え方、アプローチのタイミングの精度が低かっただけ、
それ以上でも以下でもない、それが現実です。
もちろん、メンバーの特性やシチュエーション的に前述の「ガツン」が正解というケースもあるとは思いますが、
現代社会の風潮や情報化社会の現代では、そのケースは少ないと思います。

One to Oneマネジメントに歪みが生まれてくると、徐々に組織というものは崩壊していくものです。
実際、100名規模の会社にも関わらず約半年間で60~70名が離職した組織を事例として知ってます。

自分含め、大なり小なり、何かしらの組織のボスは、
とにかく自分自身の言動を常に自分自身が批評していくスタンスで、
マネジメントという分野を追求していく必要がありますね。
もっと広い視野で捉えると、マネジメント能力に長けたリーダーが日本に増加していけば、
メンバーがグローバルでもチームを機能させますし、
人口減少の一途をたどる今後の日本のGDPに、少なくないインパクトを与えるとも思ってます。

マネジメントを追求している風の人の画像。リユースショップWAKABA

マネジメントを追求している風の人の画像