書籍名は伏せますが、とある書籍の中の一文です。
「仕事と趣味は別と考える社員が多い会社」は、
「仕事が趣味と考える社員で構成された会社」に対して、
まず勝ち目はない。
これはまさにです。激しく共感します。
何かあるとすぐに「ブラック企業扱い」を受けやすい昨今においては、
仕事を趣味にすることを求めづらいし、
そもそも求めた時点で趣味ではなくなるので、
一切自分もこれまでの各組織のメンバー達に公言したり、求めたことはないですが、
FC事業部のメンバーや会社のメンバーはどうだろう?とふと思い浮かべます。
(これを読んでくれているメンバーも多いので所感は割愛)
結果論として、上記のとおり、
「仕事と趣味は別と考える社員が多い会社」は、
「仕事が趣味と考える社員で構成された会社」に対して、
まず勝ち目はないので、
今ウチが伸びている=競合他社に比べ、
仕事が趣味と考える社員の構成率は高いのでしょう。
ただいつ何時、
「仕事が趣味と考える社員で構成された会社」が競合として現れるか分からないので、
危機感しかないですね。
上記の切り取った文中にある
「自分の夢や理想を実現するには、この会社で活躍することが一番の近道だ」となるかどうかは、
なぜ今の組織に属するに至ったか?という個々のそれまでの人生背景に紐づく、
いわば偶発的な要素が多いので難しいですが、
少なくとも「組織の長」視点では、
組織に属してもらった後に個々のキャリアデザインをアシストし、
自然と仕事が趣味となるような環境コントロールは出来ますし、
結局はマネジメントの腕次第なところもあるのかなと思います。
なので日本に、
仕事が趣味と考える社員で構成された会社が少ない=マネジメントのプロが少ない
という仮説も立てることができますね。
ではまた。