フランチャイズオーガナイザーのブログ

フリグマ代表取締役/FCオーガナイザー&コアフランチャイジーの養成講習主宰/FC本部中枢歴10年/自ら立ち上げたFC→加盟募集開始→健全に3年100店舗実現/ビジネスチャンス連載/日経FCショー・FRAX TOKYOなどFC主要イベント登壇/2024年APAC・FCコンサルTOP10選出

仕事が趣味

書籍名は伏せますが、とある書籍の中の一文です。

f:id:franchisor:20201206201607j:plain

「仕事と趣味は別と考える社員が多い会社」は、
「仕事が趣味と考える社員で構成された会社」に対して、
まず勝ち目はない。

これはまさにです。激しく共感します。
何かあるとすぐに「ブラック企業扱い」を受けやすい昨今においては、
仕事を趣味にすることを求めづらいし、
そもそも求めた時点で趣味ではなくなるので、
一切自分もこれまでの各組織のメンバー達に公言したり、求めたことはないですが、
FC事業部のメンバーや会社のメンバーはどうだろう?とふと思い浮かべます。
(これを読んでくれているメンバーも多いので所感は割愛)

結果論として、上記のとおり、
「仕事と趣味は別と考える社員が多い会社」は、
「仕事が趣味と考える社員で構成された会社」に対して、
まず勝ち目はないので、
今ウチが伸びている=競合他社に比べ、
仕事が趣味と考える社員の構成率は高いのでしょう。

ただいつ何時、
「仕事が趣味と考える社員で構成された会社」が競合として現れるか分からないので、
危機感しかないですね。

上記の切り取った文中にある
「自分の夢や理想を実現するには、この会社で活躍することが一番の近道だ」となるかどうかは、
なぜ今の組織に属するに至ったか?という個々のそれまでの人生背景に紐づく、
いわば偶発的な要素が多いので難しいですが、
少なくとも「組織の長」視点では、
組織に属してもらった後に個々のキャリアデザインをアシストし、
自然と仕事が趣味となるような環境コントロールは出来ますし、
結局はマネジメントの腕次第なところもあるのかなと思います。

なので日本に、
仕事が趣味と考える社員で構成された会社が少ないマネジメントのプロが少ない
という仮説も立てることができますね。
ではまた。