ベンチャー・リンク考察、第2弾です。
今回参考にさせていただいたのは、以下PR TIMES内の株式会社アセンティア・ホールディングスの記事。
加盟店が主役のフランチャイズ商談会 誕生秘話(1)|株式会社アセンティア・ホールディングスのストーリー・ナラティブ|PR TIMES STORY
株式会社アセンティア・ホールディングスの土屋社長と松本信彦取締役は、
もともとベンチャー・リンク御出身。
記事内のベンチャー・リンクに関する内容を簡潔に纏めると、以下のようになります。
ベンチャー・リンクはインターネットの無かった時代に、
今でいう「ビジネスマッチング」を提供する会社として創業。
中小企業の一社一社の「ニーズ」をコンピューターに登録をし、
企業同士のお見合いをしていくシステムを中小企業向け経営コンサルティング会社だった創業経営者が考案し設立した会社であった。
中小企業の新事業という要素において、
フランチャイズビジネスマッチングのニーズを掴んでいき、
さらに出来上がったフランチャイズではなく、
まさにこれからフランチャイズを広げていくというアーリーステージのフランチャイズ本部の支援をする機能を有したベンチャー・キャピタル(VC)を立ち上げた。
それがリンク・インベストメント(1990年)という会社。
このベンチャー・リンク内の子会社であるリンク・インベストメント社が実施したサービスは、
単に出資するだけでなく、戦略を提供し、
ただ戦略を提供するだけでなく、FC本部の成長に必要な加盟開発機能を提供するという完全ハンズオン型のVC。
その成功例がサンマルクカフェであり、牛角であり、ガリバーであった。
出資当時はそれぞれ無名なフランチャイズであったものをどのように中小企業に対してマッチングしていったのか?
それは単純にフランチャイズ案件を売るのではなく、
そのフランチャイズが秀でている経営機能を売るという発想で、提案ならびにマッチングをしていった。
考察②における3つのポイント
1, ベンチャー・リンク社として最初から「フランチャイズ」というキーワードがあったわけではなく、
あくまでビジネスマッチングという観点からのブラッシュアップの末、
中小企業へフランチャイズビジネスを提案し、マッチングすることに至った
2, 1の派生で、アーリーステージのフランチャイズを支援する機能を有したベンチャー・キャピタルを立ち上げた
3, ザー側には出資と共に戦略と開発機能を提供し、
ジー側には単純にフランチャイズ案件を売るのではなく(無名なブランドなのでそれだけだと伸びないため)
そのフランチャイズが秀でている経営機能を売るという発想で、提案ならびにマッチングを成功させていった
ん~なるほど。2回目でだいぶ大枠が分かってきたな~。
ただここまでの話では、なぜ衰退したかが分からない。
次回へ続く。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)代表取締役社長
佐々木翔(sho sasaki)
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