フランチャイズオーガナイザーのブログ

フリグマ代表取締役/FCオーガナイザー&コアフランチャイジーの養成講習主宰/FC本部中枢歴10年/自ら立ち上げたFC→加盟募集開始→健全に3年100店舗実現/ビジネスチャンス連載/日経FCショー・FRAX TOKYOなどFC主要イベント登壇/2024年APAC・FCコンサルTOP10選出

経営用語シリーズvol.1「ROI」

先日とあるキッカケがあり、FC事業部内でROIの意味を尋ねてみると、
意味が分かっていないメンバーもいたので、
(オーナー=経営者と相対する機会の多い)フランチャイザーたるもの、一通りの経営用語は知っておきましょうということで、
今後、合間でちょこちょこ取り上げていこうと思います。
まず今回は前述の「ROI」について。

ROIは「Return On Investment」の略称です。
訳すと「投資収益率」や「投資回収率」となり、
その投資でどれだけ利益を上げたのかを知ることのできる指標のことを指します。

ROIでは、初期投資をどれくらいの期間で回収できるのかを把握できるので、
この数値が高ければ高いほど、上手に投資が出来ていることとなります。
ROIの求め方は以下です。

経常利益÷初期投資額×100

例えば塾の事業を開業するのに1,000万の初期投資が発生し、
1年間運営して、当期経常利益が500万だとすると、

【経常利益】500÷【初期投資】1,000×100=50(%)となります。

これにより、この塾の事業では1年間で50%が回収できていることとなります。
付随して投資回収ができるまでの期間の求め方は以下です。
1(年)÷【ROI】50%=2(年)

最近は今後の情勢が読みにくく、変化が激しい時代なので、
出来る限り早い回収を求めたいというお考えの経営者の方が増えてきた印象です。
ROI 100%(つまり1年で投資回収)が見込めないのであれば、
新事業として検討できないなんて声をよく伺います。

フランチャイザーの皆様はROIを正しく理解して、
オーナーと真っ当に経営について会話できるように努力を続けていきましょう。
ではまた。

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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)代表取締役
フランチャイズオーガナイザー主宰
佐々木翔(sho sasaki)
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