経営に携わっていない方々でも、財務諸表という言葉は聞いたことがあると思います。
財務諸表とは、決算までの1年間の自社の財政状態や経営成績をまとめた計算書で、
いわば会社の健康診断のようなものです。
そしてその財務諸表の中で、
重要なのが「損益計算書(PL)」「貸借対照表(BS)」「キャッシュフロー計算書(CS)」で、
合わせて「財務三表」と言われています。
財務三表によって、財産の状況、収支の状況、お金の流れが分かると言われています。
「損益計算書(PL)」は最もポピュラーで、
会計期間1年間の利益と損失を認識できます。
「貸借対照表(BS)」はバランスシートと呼ばれ、
決算日時点の企業の財政状態を把握できます。
会社が持っている資産と、いずれ支払う義務のある負債、
そして資産から負債を差し引いて残る資本(純資産)が分かります。
以前に書いた自己資本比率はこの「貸借対照表(BS)」で追えますね。
BSは日商簿記3級レベルでしっかり学べます。
そして「キャッシュフロー計算書(CS)」
企業の中で実際にどのように資金が動いているかという資金(お金)の流れを把握するための計算書です。
会社の家計簿と呼ばれることもあるものです。
PLやBSと比較するとCSは認識が薄い方も多いので、
取り上げようと思った矢先、
ジャストフィットの素晴らしい動画を発見しました。
いま勢いのあるフランチャイズ五指に入ると言っても過言ではない「フトン巻きのジロー」ジローチャンネル(森下会長)の動画です。
フトン巻きのジローのフランチャイズとしての素晴らしさはまた別の機会に記すとして、
上記動画の中でなんと実際の同社のキャッシュフロー計算書を公開しているのです。
しかも御丁寧にキャッシュフロー計算書の解説までしていただいているので、
シンプルにこれを見れば大枠を学べます。ぜひ見てください。
こんな凄い動画が1,000未満の再生回数なんておかしいことです!
それにしても森下会長は凄い方ですね。
自社のキャッシュフロー計算書を公開して、
且つ分かりやすく解説までするなんて、
なんて器が大きく有能な方なのだとリスペクトです。トークが上手過ぎます。
(森下会長の経歴を調べると、BIG4系列のコンサルファームに在籍していた過去があるようで、尚のこと興味深い・・格好良すぎる経営者だ・・)
さてさて、フトン巻きのジローの素晴らしさは後日執筆するとして閑話休題。
財務三表は、個別に存在しているようでいて、実は深い関連性を持っています。
BSでお金の調達方法と運用、
PLでどのように利益が出たかのプロセス、
そしてCSでお金の流れを理解することができます。
この3つを組み合わせて読み解くことで、企業が置かれている状況を総合的に判断できます。
ではまた。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)代表取締役
フランチャイズオーガナイザー主宰
佐々木翔(sho sasaki)
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