フランチャイズオーガナイザーのブログ

某フランチャイズ本部長として、フランチャイズをオーガナイズならびに発展を仕掛ける仕事をしております。おかげさまで立ち上げたフランチャイズは加盟募集開始から3年で100店舗を突破しました。前々職のフランチャイザー時代には、オーナーコンサルタントチーム責任者としてFC店継続率96%を実現。その後、コンサルティングファームを経た現役のフランチャイズオーガナイザーとして、あるいは特殊なバックボーンを持つ者として、仕事の考えや思うことを発信していく所存です。

コンサル業界とフランチャイズ業界の違い

自分は前々職のFC本部を経て、その後すぐに現在のFC本部を立ち上げたわけではありません。
一度フランチャイズ業界を離れています。
前々職のFC本部時代にオーナーコンサルチームの責任者として仕事をしていた流れから、
非常に運良く某コンサルファームから縁をいただき、(そう容易く入り込める業界でない)コンサルファームへ移籍しました。
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まず意外にコンサル業界以外の方はコンサル業界のことを把握されていないことも多いので、コンサル業界とは?というところから記そうと思いますが、
皆さんが御存知のいわゆる大企業では、
大多数の割合でどこかしらのコンサルファームのコンサルが黒子的に活躍しています。
けしてその仕事ぶりは黒子的なので表には出にくいですが、
日本のコンサル業界の市場規模は約3,000億円と言われており、
米国のそれは約10兆円市場である背景から、
今後の日本において市場規模の拡大が予想される稀有な業界です。

コンサル業界という大分類の中に、
どういう領域のコンサルティングを専門とするかという中分類があります。
「戦略系」「会計系」「HR系」「IT系」「シンクタンク系」などですね。
以下サイトを御覧いただくと分かりやすいと思います。
5分でわかるコンサルティング業界|転職サービスのムービン
(巷に溢れているいわゆる自称コンサルの方々はコンサルファーム出身者でない方が多いので要注意です)

そして業界の分かりやすい特徴として、高偏差値帯揃いの業界であるということです。
以下の記事のとおり、東大生のうち一定の割合が継続的にコンサル業界に挑むのです。

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こういう学歴エリート揃いのコンサルファーム業界において、
自分が縁をいただいたコンサルファームは、
外資系コンサル企業のトップコンサルタントが独立して立ち上げたコンサルファームでした。
そのため、企業体としての採用ハードルは業界内の水準に比べると比較的低かったものの、
とはいえ、そのコンサルファームの代表は、
全人口の内、上位2%のIQ(知能指数)でなければ入会ができないメンサ会員というパンチある凄い方で(笑)
JAPAN MENSA|公式サイト
そんな方が仕切るコンサルファームなわけですから、
(他のファームを知らないので推測でしかないですが)おそらくコンサル業界の縮図がそこには存在していたと思います。
まあ殺伐とした空間でしたね。
事業会社のような人間味が皆無で、
「皆で協力しながらこの会社盛り上げていこうぜ!」みたいな風潮もなく、
個々がそれぞれ自らのクライアントだけを見ている感じでした。
そんな環境に即戦力のMGRとして加入したため、
コンサルやらITやらのこと全てが曖昧な状態の中でも、
周囲に簡単に相談することができず、でも結果は求められるというなかなかシビアな環境でした。
そんな中で神経を研ぎ澄まし、
このコンサルファームで自分が活躍するための策を考え、
他の誰かでも出来ることと、このファーム内で自分にしか出来ないことを整理した結果、
結論はコンサルとしての新事業立ち上げでした。
当時はまだ拙かったスキルでパワポ資料を作成し、
前述の代表にプレゼンを実施しました。
すると意外にすんなり「いいと思います。やってみましょう。」という言葉をいただきました。
新事業をスタートできる喜びと共に、
メンサ会員の高IQ&一流企業のトップコンサルだったいわゆるエリートの方に、
元々芸能界にいた自分のような非エリートが、努力で認められたというのは大きな自信となりました。

具体的にどんなコンサル新事業を立ち上げたのかはまた別の機会に触れますが、
今回伝えたい趣旨は標題です。
コンサルティング業界とフランチャイズ業界、
この違いはサッカーでいうところのJリーグとヨーロッパ主要リーグのような違いです。
現役時代、世界的右SBであった内田篤人氏は引退会見で、
Jリーグとヨーロッパの違いについて以下のように語っています。

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内田氏はオブラートに包んでいますが、
これをイチサッカーファンとして紐解くと、
自分は日本代表がW杯でベスト8以上に進むことを切に願っています。
Jリーグのレベルが低くない・・と言っても、
では国内組だけでブラジルやアルゼンチンやウルグアイやフランスやスペインやポルトガルやドイツやベルギー・・といった強豪国と、
真剣勝負のW杯で対戦して勝てるのか?と言ったら、勝つ可能性は限りなく低いと思うのです。
強豪国に真剣勝負で勝とうと思ったら、
日本代表スタメンクラス全員が、ヨーロッパ主要リーグに身を置き、日常でそうした強豪国のレギュラークラスとポジション争いをしたり、
対戦したりしていかないとならない・・と誰もが想像に容易いと思います。
つまりそれは差なのです。

フランチャイズ業界とコンサル業界の違いは、
Jリーグとヨーロッパ主要リーグの違いに類似します。
まるで違う競技のような差があります。
約1年しか在籍していなかったコンサル業界ですが、
あの環境に身を置いて良かったと心底思いますし、
あの環境で段違いにビジネスパーソンとしてレベルアップを果たすことが出来たと自信を持って言えます(とはいえカルチャーや価値観が違い過ぎて二度と戻りたいとは思いませんが。。。)

コンサル業界を経てフランチャイズ業界に戻ってきた感覚は、
ある時期の名波浩氏(ジュビロ磐田ヴェネツィア/イタリア→ジュビロ磐田)や、
小笠原満男氏(鹿島アントラーズメッシーナ/イタリア→鹿島アントラーズ)に近いと思います。
ヨーロッパでプレーした後にJリーグに復帰、
当時のサッカーファンなら記憶が鮮明だと思いますが、この2人は国内復帰後、無双状態でしたよね。
あの感覚に親和性が高く、
今の自分がフランチャイズ業界で活躍できているのは、ある種当然だとも思っております。

色々と記しましたが、
ビジネスパーソンとして高みを目指したい方であれば、
(狭き門ですがチャンスがあれば)一度はコンサル業界に身を置くことを推奨します。
今回の記事の内容が嫌というほど理解できると思います(笑)

フランチャイズブログ視点では、
今後、コンサル業界→フランチャイズ業界というビジネスパーソンが増えてくると、
ビジネススキルの水準が上がり、フランチャイズ業界の健全化に繋がっていくと感じます。
余談ですが、我々のFC本部には自分以外にもう1人、
コンサルファーム経由の存在、横Tさん(GM)がいます。
フランチャイズ業界で様々なFC本部はあれど、
コンサルファーム出身者が2人も存在するFC本部は我々だけかもしれません。
この観点からも、やはり今のフランチャイズで結果を出して当然だとも感じます。

自分と横Tさんの感覚やスキルからすると、
フランチャイズ業界に対して出来ることは膨大にあると考えており、
時間は有限の中でどうフランチャイズ業界にリーチしていくか、
どこかで真剣に考える必要があるなと感じる今日この頃です。
ではまた。

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