この投稿の公開日から踏まえると1カ月前になりますが、
下記のような記事を発見しました。
香川真司がレアルへ行けばどうなっていた? エジルにも勝てたかもしれない9年前(theWORLD(ザ・ワールドWeb)) - Yahoo!ニュース
※こんな良質な記事でも消えてしまう可能性もあるので、念のため画像でも残しておきます
「香川真司がレアルへ行けばどうなっていた?エジルにも勝てたかもしれない9年前」
なんとコアなサッカーファン心理をくすぐるタイトル!と思ったら、
ザ・ワールド編集部というサッカー専門メディアの方が執筆された記事でした。
こういうギミック、さすがです。
ついつい読み込んでしまいますし、想像してしまいます。
そこまでサッカーに詳しくないよという方に上記の記事を要約しますと、
香川選手は2010-11、2011-12シーズンとドイツの強豪ドルトムントに所属し、
ブンデスリーガ(ドイツのサッカーリーグ)連覇に大きく貢献しました。
その大活躍により、ヨーロッパのあらゆるビッグクラブからオファーが舞い込みました。
2012年夏、香川選手が移籍先として選択したのが、
イングランドのビッググラブ、マンチェスターユナイテッドでした。
単純に移籍だけを見ればステップアップですが、
このマンチェスターユナイテッドでは、
移籍初年度こそ及第点と言える結果とパフォーマンスを発揮できていましたが、
その翌年に監督が交代すると、
その監督の方針と香川選手のプレースタイルが真逆と言えるほどミスマッチになってしまい、
出番を失い、それに伴って徐々に香川選手もトップフォームを取り戻せなくなっていきました。
前述の2012年夏、あらゆるビッグクラブからのオファーの中には、
ビッグクラブと呼ばれるクラブの更にワンランク上のメガクラブ・レアルマドリードからのオファーもあったそうです。
ブンデスリーガ2連覇に大きく貢献した無双状態であったあの当時の香川選手が、
レアルマドリードに移籍していたらどうなっていたか・・という記事です。
こういう「たら・れば」を語ったらキリがないわけですが、
働くビジネスパーソンの皆様も、
キャリア選択において、あのシチュエーションであの判断をしていたら・・と想像されることも多いのではないでしょうか。
判断を変えた場合の想像というのはキャリア選択に極めて重要だと感じます。
なぜなら、たとえ過去のことでも、あの時こうしていたら・・や、
あの時のあの判断があったから今こうなっている・・など、
判断と現状の答え合わせをすることで、
今後のキャリア選択の判断精度が変わってくるためです。
どの環境に身を置いても結局は自身の能力次第と言ってしまえばそれまでですが、
サッカーファンなら誰もが香川選手の当時のポテンシャルや能力は御存知なはずです。
つまり、どんなに能力やセンスがあっても、
やはり身を置く環境次第では結果を出せないということも起こり得るということです。
ビジネスパーソンも同様です。
「適応力も能力」ではあるのですが、
働く環境の中では適応力でカバーできる範疇には限度があります。
そのため、キャリア選択において、
年収や月収、職位などのステップアップも大事ですが、
同時にその移籍先の環境が、
自身の能力やパフォーマンスを最大限発揮できる環境であるか否か、
それは十分すぎるくらいリサーチや擦り合わせを推奨します。
繰り返しますが、
これまでのキャリア選択と現状を振り返り、
そして過去のあらゆる局面での選択肢を想像し、今後の判断精度を高める。
くわえて、自身の能力やパフォーマンスを最大限発揮できる環境か見極める、これが重要です。
ではまた。
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