過去の経歴要素から、普通の人よりはちょっとだけツッコミに敏感だ。
ボケは準備できる。
こういう局面になったらこういう風にボケよう、
あるいはこのボケをするためにこういう話の展開に持っていこう・・などなど。
ただツッコミは相手の突発的な発言や事象に対してのリアクションなので、準備できない。
なのでセンスが凄い問われる。
よって一般社会に名ツッコミなんていない・・と僕は思っていた。
だがしかし、身近に名ツッコミがいることに最近気づいた。
加盟開発を任せているAちゃんだ。
先日の話。
元々役者をやっていたという方から加盟希望があったのだが、
契約書発行前に電話をもらう段取りだった。
ただ予め設定していた日時が迫っても電話がこなかった。
不安になったAちゃんが「●●さん、ちゃんと電話くれますかね~」と言ってきた。
そのとき、僕は全く別のこと(鎌田大地の移籍先について)考えていたので、
「大丈夫、あの人は役者やってたから」と超絶テキトーな返しをした。
するとAちゃんが、
「いや、確かに!ってならないですよ。笑」とツッコんできた。
・・・凄い、このセンス。
「●●さん、ちゃんと電話くれますかね~」
「大丈夫、あの人は役者やってたから」
に対しては、
ベーシックなツッコミは
「いや関係ないでしょ」
「何で役者やってたからって電話くれるんですか!」など。
センスが乏しい人は、
「えっ?どういうことですか?」って質問してきちゃう。
という背景を踏まえて、
Aちゃんのツッコミをもう一度振り返ろう。
「●●さん、ちゃんと電話くれますかね~」
「大丈夫、あの人は役者やってたから」
「いや、確かに!ってならないですよ。笑」
「確かに!」で一回乗っかっている。
これは高度な技術。分類でいうと、ノリツッコミ。
彼は佐賀出身で、佐賀のテレビでノリツッコミなんて放送されてなかったはずなので、
これは紛れもなくセンスだ。
「いや、確かに!ってならないですよ。笑」のおかげで、
「大丈夫、あの人は役者やってたから」という鎌田大地の移籍先について考えながらの超絶テキトーな返しが、
何かちょっとセンス系のボケみたいな感じに昇華する。
逸材が身近にいることを気付けて良かった~と思いながら、
再び僕は鎌田大地の移籍先について考えた。
ミランに行ってCL出てほしい。