前回のふろいち考察では、
エール工法という独自の技術やその意味、
そして小林社長の事業開始のキッカケなどが分かりましたね。
今回はこのふろいち事業の商売としてのニーズについて触れてみたいと思います。
参考にさせていただいたのは以下8つの記事や動画。
ふろいちモーショングラフィックス
https://furoichi-lp.com/img/fv.mp4
ふろいちLP
リペア、リフォームのFCフランチャイズなら、理想化研のふろいち
フランチャイズの教科書/ふろいち
ふろいち|フランチャイズの教科書がFC本部を徹底解剖
リフォームの特徴/国土交通省
https://www.mlit.go.jp/common/001023469.pdf
リフォーム産業新聞/1317号1面(2018/06/19発行)
総合店より高い集客力、水まわり専門店が続々登場 :: リフォーム産業新聞
リフォーム産業新聞/1317号3面(2018/06/19発行)
リフォーム実施率ランキングで「水まわり」が上位にランク :: リフォーム産業新聞
快適住実の家/ライター『快適住実の家』事務局
2020年リフォーム市場規模は9%減にとどまる、コロナでも底堅い需要あり – 快適住実の家
LIXIL/浴室のリフォーム
LIXIL | 浴室・お風呂・バスルーム・ユニットバス・浴槽のリフォーム （マンション／戸建）
KANSAIお風呂リフォーム.com
浴室リフォーム工事費用（価格）を工程順解説
これらの内容を以下に纏めました。
日本の住宅リフォーム市場は6兆円超。
住宅リフォーム市場は新型コロナの影響があったとされる2020年でも前年比9％減にとどまり、
底堅いニーズやテレワークなどの需要により2021年にはプラス成長での着地が予測される。
その住宅リフォーム市場の中で、部位別市場規模と構成比のデータでは、水まわりの比率が最も高く3割（2013年とやや古いデータではあるが）。
こういった背景から、水まわり専門店が全国各地に続々と登場。
総合リフォーム店として打ち出すより、専門店のほうが集客力が高いと言われている。
水まわりリフォームのニーズとしては、トイレやキッチンに次いで浴室が続くという客観的なデータが多いが、お風呂リフォーム専門の企業は少ない。
一般的にリフォームを行うと数百万円かかるケースもあるが、
ふろいちは独自のエール工法を駆使する事で低価格でのリニューアル（再生）を実現。
実際「お風呂リフォーム」と検索すると、大手のHPが上位にヒットするが、
内容を見ると新たな浴槽を交換するような打ち出しが多く、価格もそれなり。平均100万くらい。
ちなみに、ふろいちの顧客はメインは一般住宅だが、
その技術力により、時には大手有名ホテルや有名施設などのケースもある。
以下が実績一覧
一般住宅・新築住宅・賃貸マンション・賃貸アパート・賃貸住宅・中古住宅・会社寮・社宅・スーパー銭湯・サウナ
高級ホテル・ビジネスホテル・ファッションホテル・スポーツジム・総合病院・食品工場・その他商業施設など。
つまり需要は一般住宅だけではないところもニーズの高さを感じる。
ふろいち考察②における3つのポイント
1, 住宅リフォーム市場もさることながら、部位別（水まわり）→お風呂リフォームのニーズと競合の少なさは確かな事実
2, お風呂リフォームは浴槽の交換が一般的だが、ふろいちは浴槽の交換をしない手法のため、顧客視点で価格優位性がある
3, エール工法の技術力により、一般家庭のみならず、大手有名ホテルや有名施設での実績もある
以上です。
ポイントでは割愛しましたが、
テレワーク需要により住宅の充実度を上げたいというニーズは増えるでしょうし、この社会的な流れは追い風と言えるでしょう。
どこかの記事に小林社長を「大手を経験したことがあるからこそ、大手を刺激しない弱者の戦略を忠実に実行する戦略家」という表現するものがありましたが、
まさに絶妙な隙間を突いて、ニーズを確かなものにしていることを汲み取れましたね。
今回でお風呂リフォームのニーズは理解できましたので、
続いての考察③では加盟オーナー視点での収益面、これを考察していきます。
ちなみに今回の考察の中で、モーショングラフィックスとその他webサイトの情報に齟齬を発見しましたが、そこは黙っておきます。笑
（モーショングラフィックスの内容がやや攻め気味？ですかね？）
あと「お風呂リフォーム」「浴室リフォーム」このあたりのキーワードでSEOがもう少し強くなると理想だな～と感じました。
逆に言えばこのあたりが整えば盤石に近いのではないでしょうか・・・
これまたお節介失礼しました。
次回へ続く。
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