フランチャイズオーガナイザーのブログ

フランチャイズをオーガナイズする仕事をしております。立ち上げたフランチャイズは加盟募集開始から3年で100店舗、4年で150店舗を実現。前々職のフランチャイザー時代には、オーナーコンサルタントチーム責任者としてFC店継続率96%を実現。その後、コンサルティングファームを経た現役のフランチャイズオーガナイザーとして「フランチャイズ業界健全化→地方創生→日本経済活性化に貢献」このためにブログを綴っております。

サッカー(フランチャイズ)を知らないのに指揮を執ってはいけない②

これを執筆しているのは10月9日です。
一昨日7日(日本時間8日未明)にサッカーワールドカップアジア最終予選が行われ、
日本代表はサウジアラビアと対戦し、0-1で敗れる結果となりました。
※この時点で12日のオーストラリア戦の結果が分かりません

アジア最終予選のレギュレーションなどについては以下をどうぞ。
アジア最終予選(Road to Qatar) | JFA|公益財団法人日本サッカー協会

1993年のドーハの悲劇からサッカー日本代表と共に人生を歩んできて、
98年フランス・02年日韓・06年ドイツ・10年南ア・14年ブラジル・18年ロシア・・
サッカー日本代表が6大会連続でW杯に出場している姿を目に焼き付けてきました。

それが今回、来年2022年カタールで行われるW杯への出場が危機的状況になったわけです。
アジア最終予選、3試合で勝ち点3ポイントなんて、どこぞの弱小国ですか?
たしかにアジアでの戦いはいつだって難しい。
ある意味では日本へのリスペクトが少ない分、W杯のほうが日本代表チームのパフォーマンスは良かったりします。
アジアでは日本は立派な強豪国として見られますから、
相手も真剣に分析と対策(戦術を練って準備)をしてくるので、簡単ではないんです。

ただ・・ただですよ、今の日本代表には、
ライン間攻略に優れたリバプールのアタッカーもいますし、フランクフルトの司令塔もいる。
他にもセルティックで公式戦9試合で7得点と大暴れしている現代的アタッカーや、デュッセルドルフのスイッチャーもいる。
こんなにもタレントがいます。
ディフェンス面でもブンデスのデュエルモンスターもいるし、
あのアーセナルで即レギュラーを張っている若者もいれば、
プレミアでの実績をベースに、今もなお守備の国イタリアでセンターバックとしてレギュラーを張る頼もし過ぎるキャプテンもいるわけです。
サウジアラビア戦で怪我や出場停止だったマジョルカの至宝やゲンクの爆速サイドアタッカーもいるわけで、
普通に強豪国なんですよね、タレントレベル的には。

じゃあなぜ勝てない??
安易に監督が原因と言うつもりはないです。
具体的に言えば、どんなにタレントが揃っていても、以下が出来ていなければ現代サッカーで勝てません。

1,プレスと連動の規律(チームとしての狙い)を確立し、意思統一すること
2,相手を分析し、毎試合の戦術立案とその意思統一(対戦相手によって都度1を変形させる)
3,イレギュラーが起こった際の軌道修正の的確さとスピード

相手も死に物狂いで臨んでくる真剣勝負で勝利するには、
これらをオーガナイズする人が必要なのですが、
今のサッカー日本代表には不在のようです。だから3試合で勝ち点3ポイントしか取れていないのです。
プレーするのは選手だから、選手の自主性を促す・・分かる、分かります。
意図は分かりますが、選手はピッチを俯瞰できないから限界があります。
せめて現状分析と戦う術は監督が授けてあげないと、選手はピッチ上で意思統一なんて出来っこないです。

以前にサッカー五輪代表がメダルを逃したことを受け、以下のような記事を書きました。
サッカー(フランチャイズ)を知らないのに指揮を執ってはいけない - フランチャイズオーガナイザーのブログ

「ほら言ったとおり」という現状で、個人的には何も驚きがありません。
ただ宣言が当たることなど望んでもいません。
サッカー日本代表がW杯に出場できないかもしれないなんて、1秒も想像したくないです。

深く敗因を知りたい方は戸田和幸さんや小澤一郎さんの解説をどうぞ。
メディアのあらゆる解説や分析の中で、このお2人の解説が最も正確だと思ってます。

www.youtube.com

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前回も書きましたが、サッカーを知らないのに監督として指揮を執る・・
これは非常に罪深いことだなと改めて感じた次第です。
ましてや日本サッカーの未来に繋がるW杯予選の日本代表であれば尚更です。
せめて毎試合戦術と、局面に合わせた軌道修正力は持ち合わせてほしいです。これはファンとして切実に。

・・・と、これまた前回同様ですが、
これはフランチャイズも同じですよ!というのも言及しておきます。

FC本部の経営陣の皆様、正確にフランチャイズの魅力と恐ろしさ、把握されていますか?
加盟オーナーはイキイキと事業に向き合ってますか?
5割以上が活力を感じないオーナーばかりだ・・というフランチャイズは、
明らかにFC本部として何かが不足しているはずです。
その事業が「収益性・再現性・理念」が伴っているのであれば(3つのうち2つ欠けているのであれば、FC展開するべきではないというそもそも論)
適切なフランチャイズオーガナイズの概念を注入し、
幾つかテコ入れすればオーナーに活力を与えることができ、
そのオーナーの皆さんが追加加盟をするはずですよ。

これからFC本部を立ち上げる皆さんは、このブログを日々しっかりお読みいただき、
YouTubeフランチャイズチャンネルも毎日視聴し、
得た知識や概念をどう自身のFC本部に導入するかを真剣に考えてみてください。
この際に重要なことは加盟オーナーのことを想像することです。
どういうセグメントの方々が加盟し、どういうモチベーションで加盟して事業を運営いただけるか?
この想像をしながら、どういうFC本部を作りたいか考えましょう。
加盟オーナーのことを考えずにFC本部構築をしても絶対に上手くいきません。

ではFC本部立ち上げ前に、どうやって加盟オーナーのことを知ればよいか?それはインプットあるのみです。
いくらでも調べようがあります。
もしくはフランチャイズのプロを頼りましょう。
フランチャイズのプロ - フランチャイズオーガナイザーのブログ

余談ですが、フランチャイズオーガナイザーとしてお会いする初対面の方から、
自分のポジショニングを聞かれた際、
最近はよく「FCプロデューサー竹村先生の庶民バージョンと捉えてもらえると分かりやすいと思います」と伝えるようにしてます。
すると皆さん「あ~なるほど」と不思議とすぐに理解してくれます。笑

閑話休題サッカー日本代表はサッカーを知っている方に指揮を執ってもらいたいですし、
全てのFC本部はフランチャイズを知っている方に指揮を執ってもらいたいです。
あるいは少なくともフランチャイズを知っている人物に携わってもらうことが肝要です。これはフランチャイズ業界健全化のために心底願います。
「ウチのFC本部は比較的トラブルも少ないし、問題ない!」
こういう声をよく聞きます。
ですが、そんなFC本部でも、
こういう角度からの競合が参入してきたら、こういう風に衰退するだろうな・・・とか、
FC本部組織がじわじわ崩壊に向かっていそうだな・・・など、
自分の視点では問題だらけのFC本部も多いです。
つまりそういう未来に気付き、先手を打てるフランチャイズのプロが不在ということなんですよね。

サッカーもフランチャイズも自分にとって人生軸だからこそ、
知っている人が指揮を執ってほしいというピュアな思いです。
ではまた。
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