フランチャイズオーガナイザーのブログ

フランチャイズをオーガナイズする仕事をしております。立ち上げたフランチャイズは加盟募集開始から3年で100店舗、4年で150店舗を実現。前々職のフランチャイザー時代には、オーナーコンサルタントチーム責任者としてFC店継続率96%を実現。その後、コンサルティングファームを経た現役のフランチャイズオーガナイザーとして「フランチャイズ業界健全化→地方創生→日本経済活性化に貢献」このためにブログを綴っております。

スーパーバイザーは平等性に美学を持つ戦士であれ

これを執筆している直近で、弊社内のコミュニツール(以前はスラック、今はチームスを使用)にて、
スーパーバイザーチーム内に対して、ちょっと真面目なメッセージを発信する機会が続いたので、
備忘録的にブログでも同様の内容を残しておきます。
(当然に社内への周知内容から多少編集してます)

◆FC加盟店に対する平等性について
FC本部の人間として、スーパーバイザーとして、必ず留意しなければならないのが、
FC加盟店に対する情報の平等性です。
 
【NG例】
・A店は知っているけれどB店は知らない
・SVのZさんはノウハウをA店には共有したけどB店には共有していない

これフランチャイズとしてあってはならないです。
なぜなら加盟金もロイヤリティも差があるわけではないし、
A店のオーナーもB店のオーナーも、同じ我々のフランチャイズに加盟しているのです。

仮に、本部の落ち度で加盟店に対して情報の不平等性が発覚した際、
それをオーナーから責められた場合、
スーパーバイザーとして論理的な回答は難しいと思います。
運良くオーナーが納得したとしたら、それはそこの論理に対してではなく、
関係性やこれまでの恩恵という別要素込みでの解釈でしょう。

その非難がエスカレートしてスーパーバイザーで対応しきれないとなった場合、
自分が出ていくことになりますが、
情報の不平等性というのは、分が悪いです。
自分の立場でもスーパーバイザーを守ることができません。
オーナーの主張に同意しかできないです。FC本部としての明らかな落ち度です。
「何をそんなことくらいで」と思うかもしれませんが、
フランチャイズ本部として重要な要素です。
繰り返しますが、同じフランチャイズに加盟しているわけですからね。
これはFC本部で働くうえで、全員が知っておかないとダメです。

 

◆スーパーバイザーは戦士であれ
我々の本部では、スーパーバイザーの臨店予定は必ず自分に一旦スケジュールを提出してもらい、
自分の承認後にスケジュールを確定しています。
スーパーバイザーからの臨店スケジュールを見て、自分が確認していることはシンプルで、
「担当店の中で数字が芳しくない店舗が優先されているか?」です。

スーパーバイザーから一投目、任意で組んでもらった臨店スケジュール表を見て、
数字悪い店舗が臨店予定になく、
逆に好調な店舗のスケジュールを組んできたら、
「ちょっとスーパーバイザーとして逃げ腰じゃない?」って思ってしまいます。

スーパーバイザーも人間ですからね、数字厳しい店舗に向かうのは嫌ですよね。非常に分かります。
ただ、楽な仕事ばっかりしていたら、そもそも自己成長を果たせないですし、
誰も得しないんですよね。
いま現役世代のうちに、スーパーバイザーとして難しい局面での経験値や実績を積んでおけば、
将来いくらでも悠々自適に仕事できると思います。
現役世代の今から楽な仕事していたら、
逆に将来ずーっとしんどい仕事をし続けることになります。
そしてそのうち身体も無理がきかなくなるという悪循環。

自分も実体験として、スーパーバイザーやオーナーコンサル時代、
周囲が尻込みする案件を望んで対応し続けてきたからこそ、今があると断言できます。
【FC本部で働く皆様→必見】FC本部で出世するたった3つの方法 - フランチャイズオーガナイザーのブログ

時間は有限です。
スーパーバイザーが数字が厳しい店舗を放置していたら、
気付いたらオーナーから「撤退します」の連絡が入る・・・これは絶対に避けなければなりません。

そもそもFC本部の大前提として、
自分自身(自社)の利益やしんどさよりも、加盟店の利益を優先する発想が無ければFC展開をするべきではないんです。
この発想が無いのであれば、直営のみの展開にするべきなんですよね。

こういう背景からも、スーパーバイザーには戦士であってほしいのです。
加盟店が絶体絶命でも、一縷の望みを懸けて救済するために、
僅かでも時間を作り、臨店するような戦士であってほしいです。
スーパーバイザーのその「何が何でも」の言動がオーナーの心を変えることだって大いにありますしね。
スーパーバイザーが精一杯向き合って、それでも撤退という結末になってしまったのであれば、
自分はスーパーバイザーを責めることはしません。

 

以上のように、
◆FC加盟店に対する平等性について
◆SVは戦士であれ
この2つのテーマでスーパーバイザー陣営に対してメッセージを送りました。

大多数のFC本部のスーパーバイザーの皆様にとっても汎用性が高い内容だと思い、
今回記事にしてみました。

全てのFC本部のスーパーバイザーには「平等性に美学を持つ戦士」であってもらいたいです。
当然、この要素だけで良質なスーパーバイザーなのか?と問われれば、
他にも膨大に要素はあるわけですが、
大前提の資質として「平等性に美学を持つ戦士」であるべきなのは間違いないです。

依怙贔屓ばっかりで不振店に対しては傍観・・・
そんなスーパーバイザーは価値なしです。
ではまた。
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