ここ最近、ちょっとした時間が空いた際は、
PRTIMESで「フランチャイズ」と検索し、
一通り情報をチェックしています。
色々と気づきがあり、
例えば加盟募集開始とか、0次募集開始(本来0次募集は公募しないですが)のフェーズの本部さんでも、
PRTIMESに掲載していたりすることは多いんですよね。
広報やPRへの意識が高く、素晴らしいな~と感じます。
同時に内容を見ると「?」が浮かぶことや、
修正を促進したい箇所が目に入ってきます。
これから加盟募集開始とか、0次募集開始というフェーズの本部さんなので仕方ない!と思いながら、飲み込み続けてます。
とはいえ、せっかくこんな前フリをさせていただいたので、
老婆心的に、且つ品格ある本部が1社でも多く増えてほしいなという思いから、
1つだけ修正点を記そうかなと思ったのが標題です。
加盟募集開始時、あるいは0次募集開始時、
前述のPRTIMESなどで限定5社に加盟金ディスカウントや、
●月中に加盟契約締結いただいたら加盟金割引などを目にしますが、
これは明確にオススメしません。
これは一度でも本部を運営したことがないと、
また、本部を立ち上げて拡大に成功したことがないと把握できない感覚かもしれませんが、
フランチャイズ加盟契約というのはビジネスフォーマットやノウハウを販売しているのですから、
本部立ち上げ時も100店舗時も500店舗時も、
本質的な価値は変わらないわけです。
当然、100店舗や500店舗と拡大に成功していくとブランド価値が高まるわけですが、
あくまでそれは付加価値的なもので、
本質的な本部としての価値は、加盟募集開始時から継続して変化はないはずなのです。
真っ当な本部であれば「収益性・再現性・理念」の3軸が伴っているからFC展開を開始するわけですから、
その時点で十分に本質的な価値が備わっているので、
ディスカウントなんかせずに堂々と定額で募集開始を打ち出せばよいのです。
つまり加盟募集開始時や0次募集開始のフェーズで、
期間限定で加盟金ディスカウントを打ち出していたりするのを見ると、
真っ当なプロセスを経ていないから、
自信がない状態でFC展開を開始しようとしているのかな?と疑念を抱いてしまいます。
・・・まあ加盟検討者の方はこんなひねくれていないでしょうから、笑
期間限定で加盟金ディスカウントキャンペーンを打ち出そうが、
さほどマイナスブランディングには繋がらないと思いますが、
自分みたいなコアなFC業界人が見ると一発で色々想像できてしまいますので、
可能であれば加盟金ディスカウントを打ち出すのは避けたほうがよいですね。
とはいえ「まだ加盟店が少ない(or無い)状態で、
定額の加盟金を提示しても誰も加盟してくれないのではないか?」
というお気持ちも理解できます。
ただ例えば加盟募集開始から半年~1年経っても1加盟も生まれないということは、
そもそも加盟金やロイヤリティが適正ではない可能性もありそうです。
加盟金やロイヤリティの設定額というのは非常に重要で、
ここの設計だけでもFCオーガナイザーとしてのバリューが出せるかなと感じます。
加盟金やロイヤリティの適正額の導き方は・・・
フリグマクライアントの皆様の特権として、ここでは控えます。笑
まあそんな大した理論ではないですが、
拡大を見越してベターな理由といったところです。
ではまた。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)代表取締役社長
佐々木翔(sho sasaki)
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