7月~8月ごろにフリグマとして始動させる新事業(勿論フランチャイズ関連)があり、
それに向けて保証付融資を受けようと動いているのですが、
先日に取引銀行担当者の方とやり取りしている中で、
「保証協会の担当者の方がフリグマさんのビジネスモデルを見て、
3年で100店舗コミットと(100店舗未達だった場合の)返金保証は凄いと唸ってました」と仰っていただきました。
なぜ弊社フリグマは「3年で100店舗コミット」を掲げるのか?
ズバリ、実現出来るからです。
日本フランチャイズチェーン協会(Japan Franchise Association=略称JFA)の統計では、
日本のフランチャイズ総チェーン数は1,308と公表されています。
どこまで正確かは分からないですし、
JFAが把握していないであろう新興FC本部は控えめに見ても200はあると推測し、
約1,500のFC本部があると仮定します。
1,500のFC本部のうち、3年未満のFC本部がおよそ10%の150社として、
残りの1,350社のFC本部のうち、3年で100店舗展開を実現した割合はどれほどのものでしょうか?
前述のJFAでは毎年業種別に店舗数や売上高の統計を出してますが、
その業種の分類は11分類に区分されています。
これは正確なデータではなく恐縮ですが、
肌感覚では各業種で5%、1,350/11=122社*5%=(各業種ごとで)6社。
全業種で見たときには66社ほど。
つまり1,350社のうち66社、4.8%の割合で3年で100店舗実現というところでしょうか。
あくまで推定値ですが、おそらく実数もさほどブレは無いと思います。
4.8%、この数値を見てどう思われますか?
大概の皆様が「つまり3年で100店舗、ほぼ無理じゃん」って思いますよね?笑
ですが、本部構築コンサルタント、
ならびにFC本部社長や経営陣の中で、
健全に且つスピーディーにフランチャイズを展開するための再現性あるロジックと実体験を持っている方の割合、
これも大体同様の割合だと思うので、何も驚きが無いんです。
自分は2012年に某FC本部に入社してフランチャイズ業界に携わり始めましたが、
幸いにもSVからフランチャイズキャリアを歩むことができ、
そこから部署異動して、オーナーコンサルチームを立ち上げて責任者を務めることとなり、
30代前半で膨大な数の加盟オーナーと日々仕事を御一緒する中で、
加盟オーナーが本部に対して何を考え、何を思っているのか、
これを論理的にも感覚的にも整理できました。
実はこれが非常に重要で、
大多数の本部構築コンサルタントを名乗る方々や、
これから本部を立ち上げようという社長や経営陣の皆様は、
加盟オーナーの性質を認識できていない、認識する機会がないがゆえ、
加盟する方々が何を求め、何を考えているかが分からないから、
ニーズとミスマッチな本部やフランチャイズ要件が構築されてしまい、
健全な形でフランチャイズの拡大が実現しないんです。
また、自分は加盟オーナーが本部に対して何を考え、何を思っているのか、
これを論理的にも感覚的にも整理でき、
幸いにも、2017年に本部を立ち上げ→拡大を果たすことでそれらの仮説を実証することが出来ました。
且つこの本部では、本部立ち上げオファーを受けた時点で、
競合対比でビジネスモデルの差別化が無い中で、
FC本部領域の戦術だけで伍していけるかという(今から振り返れば)実験が成功し、
ビジネスモデルを変に触ったり、
業態特有のテコ入れを図ったわけでは無かったので、
それが結果的に「健全に且つスピーディーにフランチャイズを展開するための再現性あるロジック」と実体験を持つことに繋がりました。
この戦術と方法論は一切業態問わないです。
つまり今フリグマとして提供しているサービスに、
自分が培ったこの10年の全ての経験(合間のコンサルティングファームでの経験含め)が紐づいているわけです。
今こうしてフランチャイズオーガナイズを世の中に提供するべく起業することを前提で、
10年前から色々計算してこのようなフランチャイズキャリアを歩んできたわけではないですが、
その環境ごとで思考しながら無意識に知的財産を積み上げていった形です。
FCプロデューサー・竹村先生のように、
フランチャイズ業界歴30年という偉大な経歴は持ち合わせておらず、
まだたった10年ちょっとのフランチャイズ業界歴ですが、
クライアント本部に対して3年で100店舗をコミットするためのキャリアという意味では、
一切の無駄が無かったものを積み上げてきたと言えるので、
また、自分以上にフランチャイズ業界へ情熱を持っていて、且つ加盟開発/店舗開発/SVの全て実務経験ある人に出会ったことが無いので、
自分自身フランチャイズ業界内で4.8%に入っている確信があります、ということです。
閑話休題。
冒頭に話を戻しますと、
なぜ弊社フリグマが「3年で100店舗コミット」を掲げるのか?
ズバリ、実現出来るから。
これが答えですが、他にもう2つ意図があります。
1つ目は自分自身、せっかくリスクを負ってオーナー社長になったので、
嫌な人、仕事の価値観が合わない人とは仕事をしたくないと明確に決めてます。
自分は幸か不幸か、組織人としても(全て結果的に右肩上がりの)ベンチャー企業にしか属したことがないので、
「無理難題は常に大前提で、そこからどう工夫するかの連続」
「ポリバレントに1人1人が幅広く仕事をこなす」
「プロ意識を持ってタスクをこなし、くわえて指示のない仕事を創出する」
「実力と結果次第で年齢や歴に関係なく出世や増収」
当たり前に骨の髄までこのカルチャーが染みついているのですが、
このあたりの感覚を持ち合わせていない方との仕事をするのは、正直ストレスです。
雑に一言で纏めれば「本気じゃない人とは仕事をしたくない」のです。
なぜなら本気じゃない人と仕事をしても結果が出なくて面白くないから。
そこで前述の3年で100店舗コミットなわけですが、
これに興味を抱いて問い合わせいただく方々なんて、
そりゃ本気な人たちばかりですよね。
3年で100店舗なんて野心家以外目指さないわけですから。
お陰様で狙い通り、
本気で仕事に向き合う野心家クライアント(本部社長&経営陣)ばかりが揃ってます。
しかもヒューマンスキルに長けた方ばかり。各クライアントとのプロジェクトが楽し過ぎる日々です。
結果が出るイメージしか湧きません。
2つ目はフランチャイズ業界健全化のために、
変なニセ本部構築コンサルに案件が回らないようにしたいのです。
本っ当に以下のような会社が存在しますからね。
【拡散希望】怒ってます!FC本部構築だけで●百万も請求するな! - フランチャイズオーガナイザーのブログ
続・怒ってます!悪質なFC本部構築コンサルの手口! - フランチャイズオーガナイザーのブログ
また、現在弊社のクライアントで、
本部構築を依頼していた他社からフリグマにリプレイスいただいたケースが幾つか存在しますが、
内容と金額を聞き、驚愕しましたね。
しかもそれらの(本部構築を掲げる)会社で働く人が「今の時代に合った本部構築や拡大の方法が分からないと嘆いていた」
という情報を耳にしたことは、一度や二度ではないです。
タチの悪いことに、こういう会社でも平気で本部構築の対価として500万~1,000万くらい請求してくるらしいです。
いずれせよ、こういうニセ本部構築コンサル会社に、
そもそも相談すら流れないようにするにはどうしたらいいか?と考え、
そのためには結構なインパクトが必要だな~と、アイデアを思案。
結論として「自分にしか掲げられない要素+前例のない要素+金額が相場より安価」
これらを揃えれば、FC展開を目指すまともな会社は弊社に相談をしてくるだろうと仮説を立てました。
具体的には以下です。
・(自分が直近古巣で達成した)加盟募集から3年で100店舗をコミット
・(FCの括り以外でもコンサル業で返金保証って聞いたことがない)3年の契約満了時に100店舗に到達していなかったら返金
・順調にブランディング出来ていた「フランチャイズオーガナイザー」という呼称をそのまま事業内容にした
・(把握している限り対比で最安値)月額25万/税別+成果報酬は加盟金10%
そして幸いにも、フランチャイズ業界で最大の影響力を持つフランチャイズチャンネルで、
発信の機会をいただけたので(毎度言ってますが、竹村先生/林社長には感謝しかありません)
狙い通り多数のお問い合わせや御相談をいただき、
現在に至ります。
ちなみに3年で100店舗の3年という点もポイントです。
自分が実績を持っているから掲げているという要素もあるのですが、
フランチャイズ業界では、
「1年で100店舗」「2年で100店舗」などの事例も存在します。
ですが、そうした本部企業が、急拡大した先で4~5年後も安定して右肩上がり・・・
という事例がほぼ存在しないのも事実。
店舗拡大だけに思考が巡ってしまうと、
研修やスーパーバイジングやコンサルティングが疎かになり、
以下の事例のように本部倒産の末路もあり得るのです。
推奨書籍「なぜ倒産~こうするよりほかなかったのか~」FC本部がFCの操縦を誤るとこうなる! - フランチャイズオーガナイザーのブログ
つまり加盟店成功のための基盤構築と急拡大の折衷案的な最良バランス地点が、
3年で100店舗なのです。
これからフランチャイズ展開をしたい、フランチャイズ化したいという皆様が、
まず初動でフリグマに御相談いただくフローをもう少し確立できれば、
加盟オーナー視点でフランチャイズ展開するべきか否かのジャッジ含め、
確実にフランチャイズ業界健全化に繋がります。
そういう状況を作り出すことに全力を尽くしたいですね。
(実は冒頭で触れた新事業もこれに関連します。リリースをお楽しみに。
模倣困難性が非常に高いため、雑談ベースで聞いていただければ事前に明かしてしまうと思いますが。笑)
さてさて、弊社フリグマはまだ本格始動して1ヶ月しか経っていない零細企業ですが、
役員4名でスタートしても、2ヶ月目の今月は普通にPLで単月黒字になります(自分の計画より4ヶ月前倒し達成)。
0→1で事業を立ち上げて展開したり、事業のPLを設計→管理したことがある方であれば、
2ヶ月目→単月黒字の凄さを実感いただけると思います。
PL以外の側面でも、仕入れも何も不要なビジネスなので、
キャッシュフローに関しては経営者として最小限の思考と留意だけで済みます。
今のところ広告宣伝費0円ですし。笑
それでも現実的に策定した今期予算、年商5,000万〜6,000万くらいは普通にいくと思います。
ややフランチャイズと関係ない話になってしまいますが、
今回御紹介したような弊社フリグマのような(保証協会の担当者も唸った、笑)尖ったビジネスモデルの捻出プロセスや事例が、
これから起業される方、
あるいはスタートアップの皆様の課題を解決する糸口を提供するものになれば、望外の喜びです。
ではまた。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)代表取締役社長
佐々木翔(sho sasaki)
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あるいはFC本部立ち上げ/FC本部構築/フランチャイズ化など、
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【HP】
flegma(フリグマ)|コミットするFC本部のパートナー
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