フランチャイズオーガナイザーのブログ

フリグマ代表取締役/FCオーガナイザー&コアフランチャイジーの養成講習主宰/FC本部中枢歴10年/自ら立ち上げたFC→加盟募集開始→健全に3年100店舗実現/ビジネスチャンス連載/日経FCショー・FRAX TOKYOなどFC主要イベント登壇/2024年APAC・FCコンサルTOP10選出

今更ですがフランチャイズオーガナイザー資格化/養成講習のこと(フランチャイズ資格)

1期生も鋭意進行中という中で、
毎回の講習終わりにSNSでの発信もしてますから、
既に御存知という方も多く今更感もあるでしょうが、
株式会社フリグマの新規事業として「フランチャイズオーガナイザー」を資格化し、
それに伴い、養成講習を開始しました。

フランチャイズ資格

フリグマHP内/養成講習ページ
フランチャイズオーガナイザー | flegma(フリグマ)

PRTIMES
【経営者必見!】現役フランチャイズ本部社長も絶賛実践特化型の資格『フランチャイズオーガナイザー』|株式会社フリグマのプレスリリース

1期生募集時の動画

2期生募集動画

1期生養成講習進行中ならびに2期生募集中というこのタイミングで、
改めてこのブログを通じて、
「なぜフランチャイズオーガナイザー資格化/養成講習を開始したのか?」
を明確に記しておきたいと思います。

2021年度統計によるフランチャイズ市場は、
チェーン数が1,286チェーン、店舗数約25万店、
売上高約25兆8,809億円という規模に至ってます。
新型コロナウィルス感染症の拡大により、頻繁に緊急事態宣言が発出され、
その影響により、やや停滞しているものの、
それ以前は継続して右肩上がりの推移を誇っており、
視点を変えれば、上記のような状況下にも関わらず、約25兆円の巨大市場、それがフランチャイズ市場なのです。

自分自身、2012年にフランチャイズ本部企業に入社したことがキッカケで、
フランチャイズに携わるようになりました。
その本部企業ではスーパーバイザーを2年経験後、
加盟店支援のコンサルタント業務を実施する新規事業チームの責任者として従事したため、
在籍期間中はひたすら加盟オーナーの声を聞く日々でした。
その声の多くは本部へのクレームや指摘が大半で、
自然と加盟オーナー側の視点も持つようになり、
その視点で本部としての改善要素を整理できました。
その後、2017年に新たなフランチャイズ本部を立ち上げる機会に恵まれ、
1社目の本部時代の改善点、アイデアを全て反映しながら、
自ら本部を構築していきました。
結果として、加盟募集開始から3年で100店舗、4年で150店舗を実現することができました。

この10年のフランチャイズキャリアにおいて、
自らの目で経験してきた要素然り、
人脈を通じて耳に入ってきた様々な本部の実情然り、
それらを通じて率直に感じたことは、
市場規模と、数多くの本部の成熟度がアンバランス過ぎるという点です。
約25兆円の巨大市場にも関わらず、
大多数の本部はフランチャイズナレッジを持ち合わせていない、
それどころか、学び、より目の前のフランチャイズを良くしていこうという向上心も無い・・・
本部社長や経営陣、本部メンバーのビジネススキルが洗練されていなくても、ラッキーパンチで加盟金が入ってきてしまうので、
何となく運営できてしまう・・・
そしてそういった本部に加盟してしまったオーナーが悲惨な目に遭う被害者となっている、これが実態でした。

直近20年スパンで捉えたときの日本経済のシュリンクGDPの減少は周知の事実です。
フランチャイズ本部の人間として、日本全国様々な地域に向かい、
地方の衰退を目の当たりにしてきた自分としては、非常に危機感を持っており、
日本経済の活性化のためには地方創生は不可欠だと捉えてます。
そこでフランチャイズです。
フランチャイズは今後の日本において、小さくない役割を担うことになると確信しています。
収益性・再現性・理念が伴うフランチャイズは、
当然のごとく地方でも商売が成立します。
それはつまり、地方で雇用を生み、経済を生むということです。
この実現のためには数多くの良質なフランチャイズ(本部)を生み出し、
そのフランチャイズを全国各地、地方に波及させる必要があります。

当初は自分自身が既存本部、あるいはこれから本部を立ち上げる1社1社を渡り歩き、
本部のテコ入れや、本部を立ち上げて拡大を手掛けていくというビジョンを描いていましたが、
それだと膨大に時間がかかってしまいます。
日本の現状は待ったなしです。
そんな背景もあり、株式会社フリグマを立ち上げて、
フランチャイズオーガナイズサービスとして、
様々な本部の内部に入り、伴走するという事業を開始しました。
お陰様で想像を超えるペースで数多くの良質な本部を構築でき、
伴走が実現できていますが、
それでも自分1人の力では当然に限界があります。

さらなる速度で良質なフランチャイズ本部を量産する方法、
これを模索した結果として、
フランチャイズオーガナイザー」を資格化することを決断しました。
背景としましては、
これまでのフランチャイズ本部構築について書かれた書籍は時流に沿っていなかったり、
そもそも著者が本部を立ち上げた経験が無かったり、拡大の成功体験を持っていなかったり、
要は約25兆円の巨大市場にも関わらず、確かな実績を持ち、
真っ当なロジックとノウハウを持つ人材があまりにも少なかったという事実に気付いたのです。
そういった現実を知り、けして自分自身の自己顕示という浅い理由ではなく、
フランチャイズ業界全体を見渡した際に、
自分自身の経験や培ってきた理論は希少なもので、
これはフランチャイズ業界健全化のためにも、
世に広めていく必要があるという半ば使命感で開始したというのが本音です。

こういった背景で開始したフランチャイズオーガナイザー資格化ですが、
資格取得のためには、まず養成講習にエントリーいただくというルールにしました。
養成講習では、体系的にフランチャイズ本部をオーガナイズするための理論を習得し、
且つその理論を駆使して健全に本部を指揮するための、
ヒューマンスキルを研鑽するプログラムを用意しています。
これにも理由があり、
仮に本部構築や運営の理論だけを学べば良質なフランチャイズを実践できるのであれば、
自分が書籍を出版すればよいわけですが、
いくら本部にまつわる健全な理論を学んだとて、
本部を仕切る人物のヒューマンスキルが水準以下では、
ほぼ間違いなく良質な本部なんて作れっこないですし、
健全な運営なんて出来るわけがないのです。
そのため、養成講習を通じて、理論&研鑽を提供しています。

養成講習を経て、試験に合格した有資格者は、
良質なフランチャイズ本部を構築、運営する方法論と、
一定水準以上のヒューマンスキルを持ち合わせているという証です。
有資格者を数多く輩出し、
その有資格者が次々と良質なフランチャイズを立ち上げて拡大、
それが前述のように地方創生に繋がり、
フランチャイズの市場規模は更に拡大し、日本経済を活性化することに寄与できると考えます。

色々とお堅い話ばかり書いてしまいましたが、
1期生が2022年10月~(2023年2月まで)養成講習中で、
シンプルに受講生の皆さんが毎回楽しそうに且つ超が付くほど前のめりに学んでいただいていて、
各本部の発展に繋がる手応えがあるという声を頻繁に耳にするので、
運営側も手応えしかありません。
疑われるようでしたら、1期生どなたでも構わないので、
ぜひ直接聞いてみてください♪
(もし1期生に微妙だと言われたら申し込まなくてもよいです)

フランチャイズ資格フランチャイズオーガナイザーフランチャイズ資格

さてさて、実は現在フランチャイズオーガナイザー養成講習専用のwebサイトを制作中でして、
依頼しているweb業者さんから「よくある質問」への回答依頼があり、
先ほど書き終えたので、せっかくなのでここにも掲載しておきますね。

【FCオーガナイザー養成講習~資格/よくある質問と回答】

フランチャイズオーガナイザーの資格を取得した際には、
主にどんなメリットがあるのでしょうか?」
フランチャイズオーガナイザー養成講習や資格化における運営側の意図は、
・本部で1つの領域(例・加盟開発、SV)の仕事に従事されている方のステップアップのため
・本部の本部長あるいは社長が、現在率いている本部をよりレベルアップさせるため
・今後本部に関わる予定or本部組織に在籍したばかりの方の学習のため
大枠この3つの要素です。
有資格者は遅かれ早かれ、上記の恩恵を受けることが出来ると思います。
また(1月中旬に完成予定)FCオーガナイザー専門サイト内の「有資格者一覧」にお名前と簡易プロフィールが掲載されますので、
フランチャイズオーガナイザー有資格者が在籍する本部への加盟を検討するという方も今後増加するでしょうし、
このフランチャイズオーガナイザーが在籍する本部に加盟するといった指名買いに近い加盟開発も実現すると思いますので、
このあたりは分かりやすくメリットになってくることでしょう。
フランチャイズオーガナイザーであるアナタの存在が組織に売上をもたらす、
これは誰が見ても確かな価値と言えることでしょう。


「あくまで自分自身の成長のために受講したいため、
勤務先に内密にする形で受講したいのですが、それは可能でしょうか?」
→もちろん可能です。
事前にその旨を打診いただけましたら徹底的に配慮いたします。


YouTubeSNSで顔写真が出てしまうことに抵抗があるのですが、
配慮いただくことは可能でしょうか?」
→もちろん可能です。
事前にその旨を打診いただけましたら徹底的に配慮いたします。
既存受講生のSNSYouTube発信も、
予め許可を得たうえで実施しております。


「養成講習を経て、試験を受験することになると思いますが、
受験資格は設けておりますか?」
→養成講習の出席率80%以上が受験資格となります。
オンラインでの講習はタイムリーに出席が難しくとも、
後日アーカイブで受講可能ですので、問題はありません。
そのため、80%の対象はスクーリングとなりますが、
スクーリングは5ヶ月間の毎月最終土曜日、計5日間が設定されており、
そのうち計3日間に出席いただければ受験資格が得られる形となります。


「スクーリングは東京開催のみでしょうか?」
→現状は東京開催のみとなります。


「養成講習中はランキング形式で順位が都度表示されるようですが、
ランキング上位者の特典、あるいは下位であった場合のペナルティはありますか?」
→全21プログラムを終えた段階で、
ランキング1位の方はその期の首席卒業者となり、
その功績を称え、試験免除でフランチャイズオーガナイザーの資格を付与いたします。
なお、2位であっても最下位であっても、試験には全く影響がありません。
あくまで養成講習内でのランキングとなります。
仮に養成講習を2位で修了した方も、
試験の点数が基準以下であれば不合格ですし、
養成講習のランキングが残念ながら最下位であった方も、
試験の点数が基準以上であれば合格となります。


「ランキングのポイントはどのような基準で加算されるのでしょうか?」
→大変恐縮ながら基準を明かすことは出来かねます。
ランキング形式について申し上げることが可能な要素としましては、
ランキング形式を採用している理由は大きく2点あり、
1つ目は、基準が不明な中で、自身で予測を立てながらトライ&エラーを繰り返し、
需要を探っていくという、いわばマーケティング能力の研鑽という要素を意図しております。
2つ目は、フランチャイズオーガナイザーたるもの、
本部組織を牽引する素養、あるいは競合他社との闘いを繰り広げるためのベースとして、
サバイバルへの耐性は必須ですので、
この要素もランキング形式を採用している所以です。


「現在、フランチャイズに加盟をしています。
当講習は基本的に本部で働く方向けであると感じますが、
加盟者側が受講しても意味は無いものでしょうか?」
→意味はあり、意義は大きいと思います。
実際、現役の加盟者の方にも受講いただいております。
仰るとおり、基本的には本部運営のためのプログラムが多いですが、
本部運営のイロハを習得することで、
現在の加盟事業において、本部の視野も持つことができ、
本部との協力関係がより強固となり、
売上向上に繋がる可能性は十分にあると思います。
また、新たな加盟先選定には大いに役立つと思いますので、
結論、加盟者や加盟検討者の方にもオススメです。


「本部企業で代表取締役を務めておりますが、受講することは可能でしょうか?」
→大歓迎です。
当初は本部で勤務されている社員さんを対象として想定しておりましたが、
本部社長、あるいはこれから本部を立ち上げる企業の社長の受講が多い状況です。
社長が自ら率先して、
フランチャイズのノウハウやナレッジを学ぼうというその姿勢には素直にリスペクトします。


「受講料25万円(税別)の分割支払いは可能でしょうか?」
→法人の場合は不可です。
個人の場合は要相談としています。
容認の場合、分割支払い回数は2回/4回/5回からお選びいただきます。


「試験時の採点は相対評価絶対評価、どちらになりますか?」
絶対評価となります。
筆記、実技共に基準点数を設けており、
それを上回れば合格となります。


「養成講習受講後、試験に不合格であった場合、再度受験をすることは可能でしょうか?」
→仮に養成講習修了直後の試験で不合格であった場合でも、
以降、2回分の受験資格を有効とします。
試験は3月と9月、年に2回実施しております。
なお、受験料1万円(税別)は都度発生いたします。


「再受験に向けて、養成講習修了から試験日程までスパンが空いてしまうのですが、
どのような対策をしたらよいでしょうか?」
→試験不合格後、予め御相談をいただけましたら、
次期の養成講習4プログラムまで無料で参加可能とします。


「養成講習で学んだ内容を勤務先の本部社内に共有してもよいのでしょうか?」
→口頭ベースや、テキストを自ら作成したうえでの共有は問題ございません。
注意点としましては、
養成講習中に付与された各種資料や映像データそのものを共有することは不可です。


「試験に合格した場合、フランチャイズオーガナイザーとして、
外部の本部構築を請け負ったり、そういった事業を開始することは可能でしょうか?」
→基本的にはそれぞれが属している現本部を、
御自身がオーガナイザーとして率いて、本部やフランチャイズチェーン全体をより高みに牽引していくための養成講習であり、資格です。
現在フリグマ社が行っているような、
外部のフランチャイズ本部を本部構築→オーガナイズしていくための方法論は、
この全21プログラムにはありません。
合格後の有資格者に関して、現在フリグマ社が行っているような、
外部のフランチャイズ本部を本部構築→オーガナイズ事業を行いたいという意向の方に対して、
止めることはしませんが、
有資格者のコミュニティ内でしっかり外部のオーガナイズ受注の際の方法論や留意点は擦り合わせをさせていただく形となります。
理想としては、フランチャイズオーガナイザー有資格者となった方々が、
まずはここで学んだことを自身の属する本部に還元し、
その自身が属する本部で実績を作っていただく。
そして何らかの実績を作ることが出来た暁には、
その実績とその実績を作るまでのノウハウやプロセスをもとに、
外部のフランチャイズ本部を本部構築→オーガナイズ事業を行っていただきたい、というのが本音です。
実績なきフランチャイズオーガナイザーが外部の依頼を受けてしまうと、
主宰者がフランチャイズ業界の不健全さそのものと指摘をする「自称・フランチャイズコンサルタント」「自称・フランチャイズ専門家」に近しい存在を生み出してしまうことになってしまうという懸念があります。
もちろん自社の本部をオーガナイズしていくための本講習を受講いただいているだけで、
そういう自称〇〇という方々とは全く性質が異なるわけですが、
とはいえ、実績を作り、その実績のノウハウやプロセスを還元するというのが、
外部オーガナイズ受注の本質だと思いますので、
そのあたりの主宰の考えを御理解いただけましたら幸いでございます。
※もちろん既にその本部として実績を持ち合わせている方であれば、
合格後、すぐに該当事業を開始いただいても何ら問題ありません。

 

以上です。
繰り返しますが、
フランチャイズ業界の健全化→地方創生→日本経済の活性化、
これの実現のためには数多くのフランチャイズオーガナイザーが必要なのです。
これらのメッセージや考えに共鳴いただいた皆様は勿論、
自己成長のためというシンプルな理由でも大歓迎です。
チャレンジお待ちしております。後悔はさせません。
フランチャイズオーガナイザー | flegma(フリグマ)
※応募締め切りは2023年2月末ですが、
状況によっては締め切りを早める可能性もございます

YouTubeショートで1期生講習のほんの一部公開中★

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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)代表取締役
フランチャイズオーガナイザー主宰
佐々木翔(sho sasaki)
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