フランチャイズオーガナイザーのブログ

フリグマ代表取締役/FCオーガナイザー&コアフランチャイジーの養成講習主宰/FC本部中枢歴10年/自ら立ち上げたFC→加盟募集開始→健全に3年100店舗実現/ビジネスチャンス連載/日経FCショー・FRAX TOKYOなどFC主要イベント登壇/2024年APAC・FCコンサルTOP10選出

適切な相談相手を判断しよう

何か悩みごとがあり、人に相談したくなることってありますよね?
仕事で悩んでいる・・キャリアで悩んでいる・・恋愛で悩んでいる・・などなど。
・・・と冒頭で書きつつ、自分は今までの人生であまり相談ってしたことが無くて、
重大な決断は自分1人で下し、結論として周囲に伝え、周囲に驚かれることばかりでした。

まあそんな自分のことはさておき、
自分が相談を受けるときでもそうですし、
周囲の誰かが周囲の誰かに相談をしたという話を聞いたとき、結構思うことがあります。
それは「相談する相手、間違ってない?」ということです。

例えばセブンイレブンフランチャイズに加盟するか否か迷っていて、
それを相談する相手が、コンビニに詳しかったり、フランチャイズに詳しかったりする方なら良いですが、
そうでない場合、その相談は無意味です。時間の無駄です。
このように言い切ってしまうと、
「話したことでスッキリしたから、相談して良かった」とか、
「自分の良き理解者だから、有意義だった」とか、
そういう反論がありそうですが、
いずれも相談の結果としては何も起きておらず、
相談相手として適切なのではなく、何なら相談前から結論決まっていて、背中押してほしいだけだったりしますよね。
それならば最初から「相談」ではなく「話を聞いてほしい」という打診が望ましいと思いますね。

今回語りたいのは、このケースではなく、純粋に相談をしたい場合です。
その際、相談相手が特に何の回答も持ち合わせていない場合、本当に無意味です。
無意味なだけならまだセーフですが、
厄介なのが、その回答の引き出しがない相談相手が、深く考えてもいないのに変に方向性を示してしまう場合です。
相談する相手がその相談するテーマにおいて相応しいか否か、熟考しましょう。

付随する自分のエピソードとして、
芸能界卒業後→フランチャイズ業界に携わる前、約2年ほど小さなアパレル企業に勤めていたことがありました。
主に大学生向けのアパレルを取り扱っていたので、
男女問わず大学生から恋愛相談を受けることが多かったんです。
当時の自分は真剣に相談に乗る・・・風で、
実際は真剣に相談内容を考えていなかったです。
自分の相談相手としての作戦は決まって、最悪の想定を予測して伝えることでした。
「彼氏が浮気しているかもしれない」という相談の場合は、
「ああ・・それは言いにくいですがほぼ100%浮気してますね~」とか、
「好きな子がいるんすけど、相手は自分に気持ちがあるか分からないんですよね~」という相談の場合、
「そう簡単に人に好意なんて持たれないので、まだ相手は気持ちを持っていないと思いますよ」など、
極論ばかり言ってました。笑
ただこれが評判を呼び、ただの街の小さなアパレル店なのに、
大学生の恋愛相談所みたいになったことがありました。

ちなみに自分が恋愛相談を受けた際、なぜネガティブな極論を伝えるのか?ですが、
これには理由があって、最悪の想定をしておけば、
実際にそれが起こってもショックが最小限に抑えられるというそんな意図でした。
ただのアパレル店員とお客様というさほど深くない関係性でしたが、
それでも目の前の相手が凹んだりしているのはあまり見たくないな~って思い、
いつも最悪な想定ばかりを伝えてました。
これにはもう1つ背景があり、所詮人というのは他人の幸せなんぞに1ミリも興味がない説を当時唱えていたので、
その相談者が友人たちに同じ内容の恋愛相談していても、上っ面だけのポジティブ回答をされているだろうなという予測がありました。
「彼氏が浮気しているかもしれない」
上っ面友人「え~そんなことないよ~あんなにラブラブだったじゃん!自信持ちなよ!」
このように。
否定的な見解を述べようものなら友人関係に亀裂が生じるかもしれませんからね。

そのため、ポジティブ見解は友人たちに任せ、自分が一手にネガティブ極論を担っていました。ただのアパレル店員ですから、そこを担うのは何も怖くなかったです。

しかし面白いもので、自分が伝えた最悪の想定が悉く当たってしまい、
「言われたとおりの結果でした」というお客様が続出・・・
ただのアパレル店員の恋愛相談が更に信ぴょう性が増していくという謎現象でした。
結果、自分指名の顧客が半端なく増え、
服の話1割・恋愛の話9割という接客で、入社2ヶ月目から11ヶ月連続で個人売上社内トップを爆走し、社内をざわつかせましたね。笑

話を戻しますと、当時の自分のような奴は相談相手として最悪です。笑
何にも事象を捉えていないし、分析もしていないし、
ただ極論を言っているだけですからね。

アナタの人生をより豊かにするためにも、
相談内容に応じて適切な相談相手を判断していきましょう。
ではまた。
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