前回の考察でダンキンドーナツが日本市場で敗者となってしまった理由が把握できましたね。
今回は一旦箸休め的にそもそもダンキンドーナツはどんなお店なのか考察していきます。
ダンキンドーナツ側の視点で考察していきます。
参考にしたのは以下9つの記事や動画。
アメリカの「定番ドーナツ」と言えばの、ダンキン・ドーナツ!https://www.jcbusa.com/jp/dunkin_donuts/
【日本にない!】アメリカのダンキンドーナツはコーヒーもおススメ!/2020年2月26日https://hirosan-3.com/2020/02/26/dunkin1/
韓国で一番売れてるドーナツは?ダンキンドーナツ!/2020年3月4日
http://ur0.work/HWRp
【韓国語注文】ダンキンドーナッツのカフェ、コーヒーハウスで注文!/2018年12月16日
ダンキンドーナツ VS ミスタードーナツのまとめ/2020年6月22日
https://hiroko-ny.hatenadiary.com/entry/dunkin-mister-donut
ダンキンドーナツ国際空港店オープン!/2017年7月27日
https://www.hawaiiscoop.com/?p=40222
ハバネロより辛い「激辛ドーナツ」。アメリカのダンキンドーナツが販売開始/2020年10月19日
https://www.huffingtonpost.jp/entry/donut_jp_5f8d1278c5b62dbe71c43759
【旅行気分】アメリカのダンキンドーナツご紹介!英語初級者はじめてのおつかい|アメリカ生活
フィリピン・セブ島でダンキンドーナツについて本気で考えてみた/2017年2月20日https://www.cebu-55.com/information/5440/
これらの内容を纏めますと以下のようになります。
アメリカのみならず韓国でもドーナツ店のチェーンと言えばダンキンドーナツが根付いている。
検索結果でも、アメリカと韓国のダンキンドーナツに関する記事が多かった。
味はどの記事でも甘いというキーワードが散見されるので、
ほぼ間違いなく我々日本人の感覚からすると、甘いのは間違いなさそう。
最近のダンキンドーナツはドーナツ以外のメニューにも力を入れており、
サンドウィッチ(日本でいうところのバーガー系)、マフィン、ホットサンド、ホットドックなどのメニューも多々。
ブランド名から正式に『ダンキン』とドーナツの文字を外しているのもその意図を感じる。
2020年のハロウィンの時期には、ハバネロより辛い「激辛ドーナツ」を販売。
韓国では、メコンチキンコロッケ(鶏ムネ肉と辛いヤンニョムソース)や、
コチュチャプチャコロッケ(チャプチェ入り)などの韓国ならではのメニューも存在。
日本のミスタードーナツはトレーに好きなドーナツを乗せて会計というオペレーションだが、
ダンキンドーナツはレジで注文のオペレーション。
また、ダンキンドーナツはカフェをメインとする「ダンキンコーヒーハウス」というブランドの展開もしている。
韓国ソウルに何店舗も存在。内装などがベーシックなダンキンドーナツと比べてオシャレ。
ちなみにフィリピンにもダンキンドーナツが存在し、そこでの体験談が書かれている記事も発見。
やはり日本に存在しないことが不思議なほど、世界各国に存在していることを再認識できた。
ハワイでダンキンドーナツがオープンともなれば行列ができるほど。
ちなみにそもそもダンキンドーナツの「ダンキン」というネーミングは、
アメリカ人はよくドーナツをシロップやクリームなどに 浸して (dunk) 食べることが由来。
考察③における3つのポイント
1, 味は全体的に(ミスド対比で)甘め
2, 商品開発へのチャレンジングな姿勢
3, 直近オープンした店舗ではメニューが天井から運ばれてくる仕掛けや、ドーナツ需要低下を見越して、カフェをメインとする新ブランドも展開しているなど、新たな取り組みの志向も強い
ダンキンドーナツの店舗としての魅力や実態、
詳細とまでは言いませんが概要は見えてきましたね。
結果論ですが、日本で浸透しなかった理由が理解できた気がします(笑)
やはりローカライズというのは非常に大事ですね。
さて次回はドーナツという市場や、
そのドーナツ市場におけるフランチャイズ展開の未来を考察していきます。
ではまた。
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