フランチャイズオーガナイザーのブログ

フリグマ代表取締役/FCオーガナイザー&コアフランチャイジーの養成講習主宰/FC本部中枢歴10年/自ら立ち上げたFC→加盟募集開始→健全に3年100店舗実現/ビジネスチャンス連載/日経FCショー・FRAX TOKYOなどFC主要イベント登壇/2024年APAC・FCコンサルTOP10選出

人生で初めて車に轢かれて芽生えた死生観の話

これ書いているのが3月31日ですが、
3月24日朝6時ごろ、徒歩で青信号を渡っていたら、
左折してきた車に轢かれました。笑
「笑」を付けられるのには理由があり、
事故発生から6日後の現在、
ほんの少しの痛みが残っている程度に回復しているためです。
まだ走ることは出来ませんが、普通には歩けます。

事故の状況は図解のほうが説明しやすいので下図をどうぞ。

事故フランチャイズ自分が青矢印のように、小走りで左直角のような動きで交差点の歩道を渡ろうとしました。
もちろん徒歩側の青信号時です。そこで車に轢かれました。

要は自分の小走りがおそらくちょっとスピードが速くて、
ドライバーからしたら歩行者いないな~と思って、
まあまあのスピードで左折しようとした、ということですね。
自分は自分で当然ですが右側から車が来ることを想像していなかったので、
青信号を小走りで渡っている最中、
死角から何かに突撃された、みたいな感じでした。

これ不思議なものですが、その瞬間「あっ死んだ」って思いました。笑

ただ直後に、転倒したものの意識がある自分に気付き、
パッと起き上がり、振り返ると白ヴェゼルが停まっていたので、
「あっなるほど俺は車に轢かれたんだ」と実感。
とはいえ身体の痛みなどはなく、
転倒したので着ていたスーツに汚れは付着していて、
スーツの汚れをはたきながら、一旦そのまま青信号を渡りました。

で、そのまま普通に目的地に向かおうかなとも思いましたが、
ヴェゼルのドライバーさんが隣接している飲食店の駐車場に車を停めてこちらに向かってきたので、
「加害者のためにも、ちょっとだけ話をしよう」と引き返し、加害者の方と話をしました。
徒歩で青信号時ですから、10対0で相手が悪い話ですし、
相手も完全に落ち度を認めており、
(今回の本題ではないので)内容や対応は割愛しますが、
対応を擦り合わせ後、普通に目的地に向かうべく最寄り駅まで歩きました。
すると電車に乗った直後くらいから、
大筋膜張筋あたりに違和感を抱きました。
そして目的駅に到着して歩こうとすると激痛が走りました。
びっこ引きながら、ようやく少しづつ進める感じ。
通常徒歩1分~2分の距離感が徒歩15分もかかりました。

幸い、この左足の激痛以外は健康に何も問題が無く、
その日の往訪予定は全てオンラインに切り替えて対応し、
仕事への影響は最小限で済みました。
ですが、その翌日に直近3月まで在籍していたFC本部のメンバーが企画してくれた送別会には参加できず・・・
これは内心かなり楽しみにしていただけに、残念で久々に切ない感情になりましたね。

まあこれもね、3月時点で本格独立前にも関わらず、
日経FCショーのセミナーに登壇させてもらったり、
FCチャンネルに何度も出演させていただいたり、
その反響でフリグマに問い合わせ殺到して、オーガナイズ契約が上限間近に迫っていたり、
3月分のあらゆる運を(自分の意思ではないですが)フリグマに全振りしたので、
死角から車に轢かれるくらいでチャラということだろうなと、人生を悟り、腑に落としました。笑
人生ポイント交換制ですからね。

しかしまあ事故当時のことを振り返ると、
よく全治3日で済んだな~と不思議です。
あの車のスピードは、
サプリとかめっちゃ飲んでて毎日睡眠時間7.5時間という健康体の自分だからこの程度で済んだだけで、
子供や高齢者だったら重症だったと思います。

この出来事を振り返り、
本当にいつ死ぬか分からないなと改めて痛感しました。
いくら健康に気を使い、楽しく仕事をしていたとしても、
自分の力ではどうにも防げないことで死ぬかもしれないんです。

月並みですが、いつ死んでも後悔のないように、
自分を信じてくれた人達を裏切らない生き方をしようと改めて実感した次第です。
同時に、フリグマのオーガナイズ先を良質な本部に昇華するまでは、
何があっても死ねないなとも実感しました。
オーガナイズ契約を締結しておいて、道半ばで死す・・なんて、男としてダサすぎます。
101回目のプロポーズの「僕は死にましぇん。アナタが好きだから」ばりの根拠の無さですが、
自分も「オーガナイズ先を良質な本部に昇華するまでは死にませんから、安心してください」と、ここに記します。笑

そして各オーガナイズ先を良質な本部に昇華し続けた先に見据えるフランチャイズ業界の健全化・・・
自分が描く実現したい理想のフランチャイズ業界はこうです。
企業がフランチャイズ展開をするためのフィルタリングとなるような制度を設ける。
分かりやすいのがライセンス制でしょうか。
現在はびこる悪質なフランチャイズ本部ではけして通らないような審査基準、
あるいは一度ライセンスを取得しても、
年間FC店撤退率が20%を超えたらライセンス剥奪とかね、そういう基準が良いでしょう。
要はフランチャイズ本部というだけで、
(良質かは分からないが)少なくとも悪質ではない企業だけの特別なものにブランディングしたいんです。
加盟検討者が選球眼なんて持ち合わせていなくても、
ピュアな気持ちで興味ある事業のどこのフランチャイズに加盟しても、理不尽な目に遭わないようなイメージですね。

この未来を現実にするために、
FC本部へのコンサル/FC本部/加盟オーナーという3層それぞれに対して、
順序がてら1つ1つ課題を解消する取り組みをしていきます。
そしてこれはフリグマの事業が全てリンクしている構図に(新事業含めて)事業設計をしており、
すなわちフリグマの発展がそのまま、
フランチャイズ業界健全化=理想のフランチャイズ業界を実現できるようになってます。

少子高齢化→人口減少→GDP減少という今後の日本で、
フランチャイズの担うべき使命は大きい。
日本経済に小さくない貢献をしていくことは間違いないんです。
終身雇用が崩壊し、年金があてにならないのに寿命は延びますからね。
「60歳を過ぎて会社員をやるのは現実的ではない・・・
かと言ってこれまで経験してきたことで独立は難しい・・・
よしっフランチャイズ加盟での独立だ」
という発想になる方々は今後増加の一途だと思います。

また、良質なフランチャイズは収益性と再現性が存在するため、
放っておいたら衰退しかない地方でも事業が成立します。
たかが1ブランドが地方に進出したくらいではインパクトは僅かかもしれませんが、
それが30ブランド、100ブランドであればどうでしょう?
フランチャイズの力で地方が活気づくイメージが湧きませんか?
そうなんです、フランチャイズは地方創生にも繋がる可能性を大きく秘めているのです。

このまま未来の日本に対して何もしないと衰退の一途です。
そこの課題に気づいている優秀なビジネスパーソン1人1人が、
自身がアプローチできる領域で何かを実行するべきなのです。
自分にとってはそれがフランチャイズであるという話で、
ゆえにフランチャイズ業界健全化実現までは死ねないなと強く感じる次第です。


・・・だいぶ余談が長くなりましたが、
以上、人生で初めて車に轢かれて芽生えた死生観の話でした。
ではまた。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)代表取締役社長
佐々木翔(sho sasaki)
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