フランチャイズオーガナイザーのブログ

フランチャイズをオーガナイズする仕事をしております。約10年間、率いたチームメンバーの離職率0%。立ち上げたフランチャイズは加盟募集開始から3年で100店舗を突破しました。前々職のフランチャイザー時代には、オーナーコンサルタントチーム責任者としてFC店継続率96%を実現。その後、コンサルティングファームを経た現役のフランチャイズオーガナイザーとして「フランチャイズ業界健全化→地方創生→日本経済活性化に貢献」このためにブログを綴っております。

不労所得だけで生きることを捨てた10年前の転機

今から10年前。知り合いの知り合いを通じて、
一生働かなくても問題ないという、不労所得だけで生活しているという方と出会いました。
怪しい方ではなく、書籍がベストセラーになっているような社会的にも認められた方です。
その方と仲良くなり、徐々に距離を縮める中で、
何となく弟子みたいになり、
どうやってその不労所得で生活できる環境を作ることができたのか、
教示を受けられそうな流れになったのですが、
あえて自分からその方と距離を置きました。

その方は何も悪くなく、距離を置いたのはただただ当時の自分の価値観によるものでした。
当時の自分には「不労所得という状況やその生き方が男らしい、格好いいとは思えなかった。」
これだけが理由でした。
当然ながら、現在の自分の視点では凄く理解できますし、
そういう状況を作ることができるのは尊敬に値するのですが、
当時の自分はまだ芸能界を卒業した直後で、いわゆる一般社会の入口という状況でしたから、
その入口の時点で、
変な話、バリバリ仕事をして稼ぐ~とか、
ビジネスシーンでの経験という土台無しにいきなり不労所得だけで生きるノウハウを手に入れることが、
果たして本当に自分の理想なのか?と考えたときに、そうでは無かったんですよね。
もしあの時点で不労所得だけで生きる道を選んでしまったら、
(けして前述の方がそうだったと言う意味ではなく)人間性の薄い、魅力のない、男気のない大人になりそうな気がして、違和感しか無かったんです。

また、もう1つの視点は、芸能界にいて夢を追いかけていた頃は、
極端な話、自分自身のやりたい、成し遂げたいことだけに集中していた期間でした。
当然、10代ならまだしも、20代になってもそこに集中するというのは生半可な覚悟では駄目で、
プライド、世間体、収入、家族、恋人、時には友人・・と、
自分の夢を実現するのと引き換えに、何度も何かを捨てる必要があり、それはそれで大変でした。

で、芸能界を離れる決断をして思いっきりビジネスシーンで活躍してみたいというビジョンを描いたときに考えたのは、
ある意味、自分のためだけに自分の全てを発揮するというのは、その時点まででやり切った実感があったので、
これからの人生は、周囲やその時その時に出会った人達のために自分の全てを発揮する人生にしようと、そんなことを考えました。
なので、前述の不労所得だけで・・というのは、
結果として不労所得だけで生きることができる環境を手にしたら、
その財産を周囲や困っている人に分配して役に立つことが出来た可能性もあるのですが、
そのプロセスにおいては、やっぱり自己完結なわけで、
周囲やその時その時に出会った人達のために自分の全てを発揮する人生ではないなと感じました。

こういった背景から(もちろんノウハウを得ても失敗していた可能性もありますが)不労所得だけで生きることを目指す選択肢を捨て、
ビジネスシーンで活躍する道を選びました。
地味に転機でしたし、10年後の今振り返ると、良い判断だったなと心底感じます。

ただ繰り返しますが、10年ビジネスシーンで様々な経験してきた今、
不労所得のノウハウには興味があります(笑)
今の自分なら、そのノウハウを得ても、
人間性が激変することは絶対にない自信がありますし、
「男気ある大人でいたい」という自分の中の大切なキーワードを維持できる自信もあるので、
少しづつ色々な勉強をしていこうかなと思います~

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不労所得を育てる男性というイラスト。なんか凄いポップ。