フランチャイズオーガナイザーのブログ

フランチャイズをオーガナイズする仕事をしております。約10年間、率いたチームメンバーの離職率0%。立ち上げたフランチャイズは加盟募集開始から3年で100店舗を突破しました。前々職のフランチャイザー時代には、オーナーコンサルタントチーム責任者としてFC店継続率96%を実現。その後、コンサルティングファームを経た現役のフランチャイズオーガナイザーとして「フランチャイズ業界健全化→地方創生→日本経済活性化に貢献」このためにブログを綴っております。

フランチャイズ研究会「のれん分け」のプロ・髙木悠先生

のれん分けとフランチャイズ、この違いを御存知でしょうか?
のれん分けとフランチャイズの大きな違いは「加盟対象者」にあります。
具体的には、フランチャイズの加盟対象者がそれまで本部とは関係のなかった第三者であるのに対し、
のれん分けでは自社で働く社員が加盟対象者となるのです。
本質的な違いはこの1点しかありませんが、この違いが両者の制度のあり方に大きな違いをもたらします。
他、詳細を知りたいという方は、以下を参照ください。
のれん分け制度の基礎知識。のれん分けってなに?成功するためのポイントは? – フランチャイズ研究会

さてさて、ここからが今日の話題です。
以前にフランチャイズ研究会 会長の山岡先生と接点を持たせていただきました。
フランチャイズ研究会 会長 山岡先生 - フランチャイズオーガナイザーのブログ
この直後にSNSを通じて、同じくフランチャイズ研究会の高木悠先生との接点が生まれ、
「是非今度お会いしましょう!」
なんてやり取りがあったのですが、
そこから何だかんだ月日が流れてしまい、約4ヶ月後の先日にようやくお会いすることが出来ました。
完全に初対面でしたが、序盤に同い年ということも発覚し、
また、髙木先生のおっとりしたキャラクターの恩恵もあり、
すぐに距離感が縮まりました。

髙木悠先生はフランチャイズ研究会にも属されていますが、株式会社常進パートナーズの代表取締役としての顔が本業です。

johshin.co.jp

HPを見ると事業内容には下記のように書かれております。
・多店舗展開に係る各種コンサルティング
・のれん分け制度構築に関わる各種コンサルティング
・FC展開に係る各種コンサルティング

ん?フランチャイズ研究会に属しておられるけれど、
フランチャイズの色が薄いのかな?という印象を受けたので、
ズバリ直球で聞くと「あっそうなんです、FCよりものれん分けを軸として活動しています」とのことでした。
理由を伺うと、
「第三者を加盟対象とするフランチャイズでは、加盟までにお互いのことを知るための時間が限られていて、
かつ加盟者の視点もフランチャイズ事業が儲かるかどうかに偏りがちで、本部の理念を加盟者と共有する難易度が高いので、
それよりは既に信頼関係ができていて、戦力化されている社員にのれん分けをする方が強いチェーンをプロデュースできるのではないか、と考えるようになった背景です。」
と語っていました。
なるほど~、これは自分には全くない視点だったので新鮮でした。
そもそも明確な理念がないFC本部が多過ぎますからね、そういったFCに関しては高木先生の仰る通りだなと共感。
FC業界の健全化に向けて、これから自分が輩出する新たなFCに対して「理念」は必ずコミットしなければならない要素だと再認識。

一方で、理念・収益性・再現性この3軸が揃っていて、
且つ約8〜9割の方がイキイキと事業を経営できるものであれば、
それはフランチャイズとして展開するべきで、
そういうフランチャイズを適切なオーガナイズで地方に送り込み、
地方創生→日本経済を活性化したい(しなければマズイ)と強く思っており、
それを伝えると、これは共感ならびに賛同いただきました。

髙木先生もフランチャイズを正しく展開ならびに操縦できるのであれば、それは当然フランチャイズ展開した方がいいという考えで、
あくまで高木先生御自身の経験やベクトルにおいては、今はのれん分けの方がフィットしているというお話でした。

ちなみに高木先生がのれん分けに軸を置き始めた背景にはもう1つ大きな要素がある、とのことでした。
それは高木先生自身が20代の頃に大手飲食FCチェーンに在籍していたとき、
現場を数年経験したり、SVとしてFC店に臨店する中で、
飲食業の「社会的地位の低さ」「将来が見えない(キャリアアップのビジョンが描きにくい)」「長時間労働
などの現実を実感、ならびに目の当たりにする機会が多かったようです。
のれん分けという制度は、
そういう環境で働く従業員の皆様の「夢」として機能する制度で、
のれん分けを導入することで、
そういう方々がイキイキとされる姿を見ることで充実を感じますと仰っていました。
当然会社側も、社員の方が転職してノウハウを他社で発揮されるよりは、
同ブランドで独立して力を発揮してもらった方が遥かにメリットとなりますしね。

のれん分け、面白いですね~。
フランチャイズの魅力に惹かれ、
フランチャイズオーガナイザーとして日々フランチャイズを追求している自分にとって、
「のれん分け」は盲点でした。
フランチャイズと近所にあるのに、今まで魅力に気付いてなかったな~という印象で刺激を受けました。

一気にFC展開拡大を実現し、そのフェーズで従業員を大量に抱えてしまい、
拡大を減速していくフェーズのFC本部が「のれん分け」を上手に活用していくのは得策かもしれませんね。
髙木先生とは仲良しになったので、これから個人的に「のれん分け」を勉強させてもらおうと企んでます。
来年の今頃は「のれん分けオーガナイザーのブログ」になっていたらすみません。笑

大変恐縮ながら、髙木先生も当ブログをお読みいただいているようで、
自分の考えやキャラクターを御理解いただいていたので、
序盤から諸々話が早かったですが、
そのうえで今後数年スパンでの自分のフランチャイズ業界へのリーチ構想をお伝えすると、
「凄いですね!フランチャイズ業界がどんどん変わっていきそうですね~」
と仰っていただきました。
そうです、変えていくのです。

ちなみに髙木先生は書籍を出版されています!

帰り際になんと「本を差し上げます!」と気前よくプレゼントしていただきました。
(まがりDEの前田社長もそうでしたが、こういうことがさらっと出来るって男前)
本日のブログ内容で、フランチャイズとはほんの少し違う「のれん分け」の魅力も御理解いただけたと思いますので、
興味ある方はぜひ髙木先生の書籍「21世紀型のれん分けビジネスの教科書」をお読みください!
自分もこれからしっかり熟読します。

コアなフランチャイズ業界人としては数少ない同世代との良い出会いでした。
ではまた。

FC研究会・高木先生
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