さあこのシリーズ、3人目です。
何度も当ブログで記してきましたように、
現在率いるフランチャイズ本部に在籍するのが今月中までなので、
早く紹介していかないと「我がフランチャイズの自慢のオーナー」という表現が出来なくなってしまうと気付き、
慌てて今回の記事を着手しました。
今回御紹介差し上げるのは、四国某店舗のオーナーです。
まず最初にこのオーナーから資料請求があったのが、
我々のフランチャイズが加盟募集を開始(2017年11月)してからたった半年後、
2018年5月のことでした。
電話で詳細の話を聞きたいと要望を受け、
自分が架電して30分ほど会話しました。
この時点で大手一流企業にお勤め中で、
早期退職制度を利用して、
その退職金を利用して独立を検討なさっているとのことでした。
電話で一通りやり取り後すぐに、
「(我々のFCに)加盟意思が固まりました」と仰っていただきました。笑
ただすぐに加盟ではなく、
タイミングは来年(2019年)4月に加盟することも決めているとのことでした。
本部側からすると、時間と共に熱量が冷めていく人たちを数多く見てきているので、
この時点では、おそらく加盟しないだろうな~と推測してました。
そこから一切音沙汰もなく、
勿論(FCオーガナイズのスタンス的に)こちらからアプローチをしないため、
そのまま月日が経過してました。
すると2019年6月に再度問い合わせがありました。
「来年(2020年)4月に加盟をしたいので、
お会いして詳しく説明を聞きたい」とのこと。
「最初は2019年4月と言っていたのに?今回は2020年4月?」と捉え方によっては、
言っている内容がコロコロ変わっているな~?大丈夫?となりそうなものですが、
電話で会話しただけで容易に人柄や人間性の素晴らしさが分かると言いますか、
言葉遣いが丁寧でハキハキ喋ることができるし、
何より謙虚で低姿勢なので、
この方は加盟後にオーナーとして凄い活躍なさるだろうなと勘が働き、
前述のような長いスパンでも、こちらも真摯にリアクションを続けました。
2019年6月に(その時点の職場があるという)大阪で、
まだ加盟開発Aちゃんが入社前だったので、自分が自ら事業解説をしました。
事業解説後、そこでも再度「ぜひ加盟させていただきたいです」というお言葉が。
ただやはりタイミングは2020年4月とのこと。笑
このオーナーからすれば、
現職を極力迷惑をかけずに退職してから、
我々のFCで独立にチャレンジしたいとのことで、
1回目に言っていたタイミング2019年4月だと現職に諸々迷惑がかかるという判断で、
1年先延ばしで2020年4月に加盟をしたいということでした。
結果として、二度あることは三度なく、
宣言どおり2020年4月に加盟契約を締結することになりました。
付言するとすれば、世はコロナウィルスが蔓延し始めたころで、
この先に何がどうなるか分からないという状況下でも、
そういう外的要因では意志がブレずに、約束を果たしてくれたということです。
信頼できますよね。
ファーストの資料請求から2年後の加盟。
個人的にも非常に印象的です。
何より、最初の資料請求時は我々のFCも店舗数が10店舗くらいで、
そこから2年後の加盟時には約70店舗まで拡大してましたから、
その事実に非常に驚いていたのも鮮明に覚えてます。
「一体何をされたんですか?!」と疑問をぶつけられました。笑
続いてこちらのオーナーの特徴的なエピソードをもう1つ。
立地に関して、その時点のお住まいの大阪には一切拘らず、
全国どこでも構わないので、
本部として「ここなら間違いない!」という物件を御紹介いただければ、
引越しをしてそこでオープンします!と仰ったのです。
余談ですが、現時点でオーナー数は契約ベースで約150名ほどおりますが、
全国どこでも引っ越すと力強く宣言したオーナーは、
このオーナーを含めてほんの一握りだけです。
(ただそのほんの一握りが皆さん成功なさっている点も興味深い)
その後、店舗開発チームのMGRが大阪からはだいぶ離れた四国の物件を紹介し、
当然御本人も精査のうえで、
最終的にその四国の物件でオープンすることが決定した、という背景です。
当然このオーナーからすれば縁もゆかりもなかった場所だったようです。笑
そういえばこれを書きながら思い出しましたが、
だいぶ前に記事で少しだけ御紹介したことがあるオーナーでした。
この当時でオープンから9ヶ月目。
この時点まで1日も休まずお店を営業してる割に、本当に仕事が楽しそうで、
且つ「とっくに投資回収を終えた」というエピソードを仰ってました。
ちなみに2店舗目に関しては、計画がやや後ろ倒しになりましたが、
再来月の5月に2店舗目をオープンするというフェーズです。
こちらのオーナーは間違いなく上位2割のオーナーなわけですが、このオーナーの加盟前と加盟後の一連を全て見てきて思うこと、
兎にも角にも「ヒューマンスキル」
これがフランチャイジーの成功要件だなと、つくづく感じます。
ゆえにSVもヒューマンスキルが高いレベルで要求されることになり、
ヒューマンスキルなきSVが淘汰されるのも自然なことです。
(これは別途記事を書きます)
ではまた。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)代表取締役社長
佐々木翔(sho sasaki)
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