フランチャイズオーガナイザーのブログ

某フランチャイズ本部長として、フランチャイズをオーガナイズならびに発展を仕掛ける仕事をしております。おかげさまで立ち上げたフランチャイズは加盟募集開始から3年で100店舗を突破しました。前々職のフランチャイザー時代には、オーナーコンサルタントチーム責任者としてFC店継続率96%を実現。その後、コンサルティングファームを経た現役のフランチャイズオーガナイザーとして、あるいは特殊なバックボーンを持つ者として、仕事の考えや思うことを発信していく所存です。

サッカー五輪代表から考える「ポリバレント」の重要性

この記事を執筆しているのは6月23日です。
昨日にサッカー五輪代表18名が発表されました!

サッカー五輪代表・ポリバレント・フランチャイズ
サッカーそんな詳しくないよという方に説明しますと、
サッカー五輪代表は代表選出に、あるルールがあります。
それは「23歳以下」であることです。
今回こそ既知のとおり、1年開催延期に伴い「24歳以下」となっていますが、
基本は23歳以下となります。選考できる数は18名。(その後、コロナ禍によりレギュレーションが変更になり、今回は22名登録可となった)
そしてもう1つ重要なルールがあり、
基本は23歳以下のメンバー編成ですが、
18名のうち3名だけは24歳以上も選出可能なのです。
メディアで「オーバーエイジ」という単語を目にしたり耳にしたりする機会があると思いますが、
その「オーバーエイジ」とは、この24歳以上の3名を指してます。

さて、そんな前提を御理解いただいたうえで、
次にサッカー選手にとっての五輪代表の位置づけについてお話します。
基本的には全てのサッカー選手が年齢制限のない日本代表(A代表・フル代表という呼称)を目指します。
ですが、当然年齢制限もないわけですし、
実績も実力も十分なメンバーが既に存在するわけですから、
ハードルは非常に高いです。
ヨーロッパ五大リーグでレギュラーを勝ち取って活躍でもしない限り、
序列を崩すのは難しいでしょう。
そのため、まずは前述のような年齢制限のある日本代表に各年代に選出されて活躍することを狙うのが通例です。
(詳細は割愛しますが、23歳以下の五輪代表以外でも、20歳以下や17歳以下のW杯も存在)

色々書きましたが、要は23歳以下のサッカー選手はよっぽどの事情がない限り、
五輪代表に選出されることを本気で狙っているのです。
ただ前述のように、枠は18。オーバーエイジを3名活用した場合はたったの15枠。
何が何でもこの15名の中に選出されようと思ったら、何が必要でしょう。
答えは、ポリバレントな能力です。
ポリバレントとは化学において「多価」を意味する語で、
2006年から2007年にかけてサッカー日本代表の監督を務めたイビチャ・オシムが、
「複数のポジションをこなすことのできる選手」という意味でポリバレントの語を用いました。
「ユーティリティープレイヤー」とほぼ同義です。

なぜ五輪代表に選出されるにはポリバレントである必要があるのか。
過密日程の短期決戦のあらゆるイレギュラーに対応できるようにするためです。
例えば今回は下記のような日程となってます。

決勝まで進出した場合、17日間で6試合。
ただでさえ猛暑の中で疲労の蓄積、怪我、累積警告による出場停止・・など、
あらゆる想定をしなければなりません。
そうなると監督の心理としては、
前述の万が一に備え、1つのポジションだけでなく、
複数のポジションをこなせる選手を選出しておきたい・・となるのです。
今回の選出メンバーでいえば、
日本の宝・冨安健洋選手はセンターバックサイドバックでプレー可能(場合によってはボランチも可)ですし、
中山雄太選手は左サイドバックボランチセンターバックでのプレー可能、
久保建英選手と堂安律選手はどちらも右サイドハーフとトップ下でハイパフォーマンスが期待できます。

このようにいざという重要な局面で、
「1つのポジションしか出来ません」では、
その土俵にすら立てないこともある・・
これビジネスパーソンにも共通すると思います。

営業一筋20年、営業なら誰にも負けないという方と、
営業5年、マーケティング5年、人事5年、経理5年という2人のビジネスパーソンがいた場合、
自分が独立するとしたら迷いなく後者を誘います。

フランチャイザーとしてのビジネスパーソンで捉えたときにも同様で、
加盟開発一筋20年の方よりも、
FC本部歴5年くらいでも、
加盟開発も店舗開発もSVも法務も一通り経験してきましたという方のほうが頼もしいです。
理由はサッカーでもビジネスシーンでも同様に、
一言でいえば「チーム(企業・FC本部)としての対応力」といったところでしょうかね。

以上、サッカー五輪代表から考えるビジネスパーソンにおける「ポリバレントの重要性」のお話でした。

「仕事が全てだ!」「格差社会でも自分は負けないぜ!」と強い意気込みで日々仕事に向き合う意識の高いビジネスパーソンの皆様(そうでない方はスルーでOK!)、
その努力や姿勢を将来実りあるものに昇華させるためにも、
ポリバレントに活躍する、様々な領域で結果を出すスキルを身に付けることを心掛けましょう。
ではまた。

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